さて、以前書いたように今年からチャリに乗るようにしています。
自宅から難波、梅田あたりの1時間圏内は、なるべくチャリで行く。
休みの日はたまに遠出する。しまなみ海道を渡ったりも。
ですが、あの悪夢の肝炎に倒れて以来、しばらく乗っていなかったんです。
体調悪いのと夏の猛暑で、死んでしまうんちゃうかと。
しかし体調も回復し、学校も試験休みで時間に余裕あり。そして秋到来!好条件が揃い、先日久しぶりにチャリで出かけました。車にチャリを積み、行ったのがここです。
滋賀県は近江八幡市。
ここは、歴史的な町並みが保存されている所です。
そして、今は亡き外祖父の生まれ故郷でもあります。
そういう事もあり、1度訪れたかった場所。
美しい町並みが残っています。
江戸時代から続く町並み。祖父が生まれた大正7年も、そして平成の今も。
そう思うと、感慨深いものがあります。そう、歴史ロマンです。
そして、チャリを7,8分ほど走らせると、田園地帯へ。
この辺りが祖父の生家があった所です。
祖父の家は、江戸時代は庄屋でした。
明治維新後も、広大な田畑で小作農を雇っていました。
祖父が幼少時代の大正時代も、ここは田舎だったので明治時代の雰囲気そのままだったそうです。
家の敷地内に滋賀銀行があったとか、小学校はハイヤーならぬ人力車で通学していたとか、正月に小作農の人たちがずらっと並んで頭を下げるとか、なかなかセレブな話を聞きました。爺ちゃんは死ぬまで、魚や鶏肉を食べずに牛肉一筋でした。
ぬぉぉ!俺もこの時代に生まれたかったぁぁぁ!!!
戦後のGHQの農地改革によって、田畑はすべて奪われ、累進課税で財産は根こそぎ持っていかれました。くっそーマッカーサーめぇぇ!!
そして、遠くに見えている小学校はひいひいひい爺ちゃんが建てて初代校長をした学校です。
亡き祖母も、戦時中は疎開して、この学校で先生をしていました。
そんなこんなで、祖父母との思い出にひたりつつこの地を走り抜けます。
そして琵琶湖に出て、しばらく湖岸を走ります。
地図ではわからないけど結構アップダウンがあってヘロヘロになりました。
合計3時間ほど、約40km移動し、その後車に戻り、温泉へ。
温泉で久しぶりに体重を量りました。
家に体重計がなくてあまり量る機会はないのですが、今年の最初くらいに量ってから10kg減っていました。
普通なら喜んでいいトコですが、病気したので素直に喜べません…。しかし、チャリに乗り出してから結構痩せはじめていたので、半分は健康に痩せた事にしておこう…。
ちなみに今年始めはこんな感じだったんですよ!
嘘ですけど。iPhoneって怖い。