この日はなんと、レコーディングの予定が。
ニューヨークにレコーディングしに行くなんて。なんかプロみたいじゃないですか!?
今回のガイド役、Mさんはマリンバ・ビブラフォン奏者としてNYで活躍中。
そんな彼女のニューアルバムに、僕も1曲参加する事に。
「ししょー、NY来るんやったら1曲弾いてー!」
という軽い一言で実現。
スタジオは、学校跡地の中にあります。
学校跡地がそのままマンション?オフィスビル?になってる。
エンジニアは敏腕マイケル。前評判で「彼は気難しいエンジニアで、絶対にGoodとは言わない」と聞いていて、演奏次第では射殺される事も念頭に入れて覚悟していきました。
それも杞憂。マイケル、温和でむっちゃえぇ人!そして超敏腕!

スタジオのスタインウェイ・ピアノはフレッドハーシュを始め数々の名ピアニストが録音に使っています。

録音した曲は「Ojii chan Obaa chan」という、彼女の亡き祖父母に捧げる曲。
トイ・グロッケンとピアノのデュオ曲です。
奇しくも録音したのは9/17の敬老の日。僕自身も超おばぁちゃんっ子だった事もあり、自分の祖父母の事も思い描きつつ演奏。死ぬほど上手い外人ピアニストはナンボでもいるけど、こういった「和の心」を持つ曲はガイジンではなかなか表現できないらしいです。
で、打ち上げ?という事で有名なステーキハウスへ!

この日の昼間は一人で冒険していたI君とも合流。
肉や!肉!肉もてこーい!

激ウマでした。
そしてまたまたラーイブ!
またもスモールズ。まずは世界的ギタリスト、ピーター・バーンスタインのソロギター。
1時間以上あるステージ。ギター1本で奏でる。
かっこええ。かっこええけど…。
ほとんど全曲ルバートで、テーマもコードも崩しすぎて何の曲か分からないし。
ほどなく熟睡。
そしておなじスモールズで、次のバンドが出演。
今度は今をときめく若手ピアニスト、アーロン・パークス。いかにも現代NYのジャズという音楽。

かっこええ!上手い!しかもイケメン!!他メンバーも強烈な演奏。
さすがに寝ることもなく、刺激を受けました。
ピーターバーンスタインとアーロンパークス、2つ見ても20ドル。異常!いや、日本が異常に高いのか?
ここで、関西の若手ドラマー、N君と偶然エンカウント!まさかNYで「N倉さーん!」と偶然声をかけられるとは。
彼は3ヶ月滞在して武者修行するようです。すばらしい!


まだまだ行きます!
お次はビレッジアンダーグラウンドのファンクセッション!
関西でも珍しくなくなったファンクセッションですが、その元祖はこの店のセッション。

まずホストメンバーの演奏。凄すぎるの一言。ドラムの1ショット1ショットがバシバシ来る。ベースもうねりまくり。キーボードもエグい!ローズ系のみならず、アナログシンセ系などもバリバリ使ってかっこえぇ!
残念ながら演奏には参加できず。
この日はここで終了。