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2006年12月12日

バグり気味

本日、リハ2本立て。4時間半と、4時間。合計8時間半。一般的な1日の就労時間と同じだけのリハ時間。合計30曲。延べ50曲以上演奏した計算です。

1つ目のリハは、某ポップスバンドのサポートで、明日がBIG●ATでワンマンライブの本番。という事で、今日はゲネプロ。20曲以上を本番と同じサイズ、MC等も再現しつつ全て演奏。本番さながらにやるので、普段のリハより神経使います。

2つ目のリハは、めずらしくロック。いや、ちょっとプログレ色もあるメタル!!7弦ギター、5弦ベースのゴリゴリのリフ。テクニカルなツインギター早弾きスウィープタッピング。血が滾ります。
でも、ちょいプログレ気味で、ユニゾンや変拍子、変わったコード進行などが随所にあり、これまた神経使います。1拍6連符の7つ取りには苦戦しました。いや、疲れた。こめかみが痛い…。

本日、思いがけず苦労したのが、キーの問題
昨日はジャズのライブでした。ジャズはEってキーはまずなくて、E♭で演奏する曲がけっこうあります。いわゆる♭系
で、今日の1つ目のはポップロックで、キーはが多い。#系
でも、半音下げチューニングなので、Eの譜面でも演奏される実音はE♭。
僕は固定ドだけど、今回はシンセも半音下げにして対応。
Fのキーの曲もあるけど、ドミナントのCが気を抜くと実音のBと認識してしまい、Eの曲と錯覚してしまう。
で、思わず次にEを押さえるとE♭が鳴って、あれ?今、何のキー?ここはどこ?私は誰?ってなる。

そして、1つ目のリハを終えて30分のインターバルを置いて始まった2つ目のヘヴィ系のリハでもロックだけに#系の曲が多い。
せっかく半音下げに慣れたころに実音Eのヘヴィロック。
もはやバグってしまい、何がなんだか分からない上に、変拍子やら何やら…。

絶対音感が必ずしも有利とは限りませんよ。
特典っていえばココのサイトで満点取れることと、飲み会でコップ叩いた音を当てて女の子に「すご〜い」って言われて、そのうち飽きられるって事くらいですよ。
posted by マナヴ at 01:07| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月08日

雑文

師走。
師(坊さん)も忙しくて街を走り回るので師走と言うようですね。
まぁ忙しいです。
たくさん演奏などさせていただくのは嬉しいんですが、結局は金欠です。先月のタイヤ交換シーケンスソフト購入などで、今月のカードの引き落としが10万。今月は車検もある。車の保険の更新も…。あ、そうそうラック音源も買ったっけ。
生活費諸々いれるとざっと●●万円は出て行きますね。

働けど働けど、我が暮らし楽にならず。を地で行っています。
最近の言葉で言うと、ワーキング・プアですな。

25日を過ぎると、ようやく一休みできそう。1月は今のところヒマそうです。とりあえずゆっくり曲を作りたいのと、千葉に健在の祖母に数年ぶりに会いに行きたいと思ってます。ついでに東京もブラブラしたいです。

ちなみに東京、一時期は週1ペースで行ってました。
フ●テレビや、T●Sなどのテレビ局にも仕事で行きましたね。TB●では入館バッジを記念に持って帰ったら警備担当から「返せ」って電話来ました。

東京に週1で行ってテレビ局にも出入りしてたって、芸能人みたいでしょ。

違います。車屋です。
ニュースなどの中継車両を納車しに行ってたんです。他にも横須賀の自●隊基地にレーダー車を納車したり、●衛隊の新型車輌の走行テストドライバーもやったっけ。
5時間、ひたすら時速80`で高速道路を走るんです。で、横に座ってる科学者風の研究員がデータ見ながら機械をいじってるんです。
で、ボーっとしてきて速度が上がったり下がったりすると、後ろの車輌から「ペース守って下さい」って指示が入るんです。

他にも全国津々浦々、色んなところに行きました。
その仕事を辞めてからも旅グセがついて、休みを見つけては地方をブラブラするようになりました。

おかげさんで、現在の専門学校でその経験を生かせています。
地方から大阪に出てきている学生も多いんですが、たいていの子と地元話できるんですよ。「あ、●●出身なん?あそこ、駅前にジャスコあったよな!」みたいな。
何事も経験ですね。

しばらくブログ更新してなかったんで、とりあえず何か書こうと徒然なるままに書こうとしたら、そこはかとない文章になってしまい、あやしうこそものぐるおしけれです。
さ、昼から仕事だ。
posted by マナヴ at 12:21| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

STAY FREE

今日は某高級ホテルでの演奏。
ちなみに前回このホテルに来たのは材料の搬入…。
セレブな肉体労働者です。

そして仕事を終え、ライブを見に某ライブハウスに直行!
今日ワンマンライブを行う(イニシャルね)というバンド。これは僕が学生時代に大好きで聴きまくってたというロックバンドのボーカルとギターが現在2人で活動してるユニットです。前回僕がそのライブハウスに出演した時にスタッフの方とお話してて、僕がKの大ファンだったという事で、特別な計らいでGのライブに招待してもらったんです。
K解散から15年目か。んじゃワシいくつやねん。そりゃ年もとるわな。生でボーカルのN氏を見るのは12年ぶりくらいかな。

1曲目からK時代の曲。本気で鳥肌が立ちました。2曲目、これもK時代の名曲。15年経っても曲がまったく色あせてない。良い曲。良い音。良い歌。良いギター。すごい。2人だけで演奏してるのにこの音圧。圧倒されっぱなし。
ボーカルのN氏は時には叫び、時にはささやき、さらに円熟味を増した歌を聴かせてくれました。不思議と耳に歌詞が入ってくる。知らない曲や新曲でも。歌詞に神経をとがらせて聴いてるわけじゃないのに。
そして感動したことは、3時間のライブで、ただの1音たりとも無駄な音が無かった事。もちろんライブなんでミストーンはいくつもあったけど、そういう意味じゃなく、心のこもっていない音が1音も無かった

3時間、最初の曲からアンコールまで、全て本気で歌い、全力で弾く。Kの解散ライブのときと同じテンション!彼らは年間100本近くライブしてるようですが、毎回解散ライブと同じテンションでやってるんでしょう。
全ての音が自分に届きました。で、MCがまた良かったなぁ。
「とにかく一生懸命やります。みんなに伝わるように。たとえ僕が北極にいて君達が南極にいても届くように、とにかく頑張ります」
それがきれい事じゃなく、本当にそんな思いで演奏してるのが伝わったもんなぁ。

そして長丁場を終えて、最後の最後にこのバンドで1番好きだったあの曲をやってくれました。ライブでマジ泣きしたのって、いつ以来かな。もしかしたら初めてかも。まぁ、特別思い入れがあるバンドだったので、青春時代の思い出なんかも頭をよぎりつつの涙ですが。

かなり昔のブログに書いたんですが、このバンドは尾崎豊と並んで僕の音楽にものすごい影響を与えてます。アンプロンプチュの曲にもやはり影響してます。ジャンルは違っても。
で、今日のライブでまた新たに学び、同時に昔の感覚が鮮明によみがえりました。
思いも新たに明日から頑張ります。そして自分が演奏する時も、1音たりとも無駄にせず、思いをこめて演奏できるように。
posted by マナヴ at 00:23| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

臨時ニュース

HMVのホームページのジャズコーナーをご覧ください。
ジャズシンガー門馬綾子さんのアルバムがトップに載ってます(11/24現在)。

このアルバムには僕がピアノで参加しています。
全体を通してアレンジも手がけさせてもらってます。

タイトルは「Once Upon A Time」。。ページを進めれば、僕の名前も載ってます♪
古い時代のジャズスタンダードが中心ですが、なんせ僕が弾いてるんで古い感じにはなってないです。
アンプロンプチュとはひと味違いながらも、共通するエッセンスを感じてもらえれば幸いです。

ってわけで、コチラからHMVホームページへ飛んじゃってください。
そして、ひとり10枚ずつ買ってください。

トップで扱ってくれたHMV担当者様に感謝。
10枚予約してくれた皆様にも感謝!!
posted by マナヴ at 22:17| 大阪 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

3日間

土曜日。
昼間は、某有名レコーディングエンジニアの特別セミナーのお手伝い。
井上●水さんや中島み●きさんなどのヒット作品を手がけてきた方です。
僕たち即席バンドの演奏を録音素材に使います。物柔らかな物腰のなかに厳しさのオーラ。
ドラムの音などはものすごく良い音で録れてました。普段と同じ機材なのに、不思議です。

は某ライブバーでジャズの演奏。
普通のジャズスタンダードに加え、この日の歌い手さんは昭和歌謡などもレパートリーにされてます。大阪で生まれた女悲しい色やねなどの名曲の数々。やはり歌い継がれる曲は良いっす。

日曜日。
この日はアンプロンプチュのライブ。
場所はサンタマリア号という観覧船の中。クルージングしながらの演奏です。
あいにくの天気で、甲板での演奏ができず室内での演奏。乗客も少なかったんですが、聴いてくれた方々に感謝。CDもたくさんの方々に買ってくれました。もしこれを読んでくれてたら、ありがとうございますとお伝えしたいです。
合計7ステージ演奏…お客さんが入れ替わるので同じ曲ばかりでもよかったんですが、曲をとっかえひっかえ演奏。

月曜日。
午前中はこの日の夜のライブのリハ。その後ライブハウスでのサウンドチェック。
その後、某レコード会社に行き今度サポート演奏するバンドの担当者の方と面談。お世話になります、これからもよろしくお願いいたします。
そして、この日の演奏メンバーのギタリストのがパソコンを買うというので見立てについていく。彼があまりにもパソコンの知識がなく、ショップのお姉さんがドン引きしてたのに爆笑。でも、それが彼のいいところなんです。で、すごくお買い得なパソコンを購入。初心者マークのドライバーがF1マシンを買ったような状態ですが…。
あ、某電気街に行ったので、メイド喫茶ならぬ病院喫茶に行きました。ナース等のコスプレした店員さんがコーヒーを入れてくれます。まぁそれだけの店です。

はライブ。
数年間サポートをしたこのバンドは今夜で解散。いつも通りベストの演奏をするだけ…だったけど、やはり頑張っちゃいます。
鍵盤が宙を浮くのはお客さんのリクエスト(?)。その上、色々普段やらないプレイをやりました。一度鍵盤を歯で弾いてみたかったので、やってみました。結論。鍵盤楽器は歯で弾くモンじゃないですね
最後の演奏が、このバンドでやった今までで一番よかったと思います。有終の美ですね。

めずらしく日記調。
posted by マナヴ at 01:00| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

寝たい

またも仕事集中の1週間。その途中での出来事。
某専門学校で1限〜6限という長丁場を乗り切り、メシを食らい、10時過ぎに帰宅。予定では翌日は昼に某スーパーの開店記念イベント、夜は某所でジャズの演奏、その後深夜にリハーサル

ここ2,3日ろくに寝てないし、明日の夜も深夜リハで寝られそうにない。
今日は早く寝ようと思い、パソコンで仕事をちょこっとした後風呂に入り、探偵ナイ●スクープを見ようと居間に戻りました。
ふとケータイを見ると着信が数件。明日の深夜リハのバンマスから。あ、メールも来てる。明日の曲の打ち合わせかな?
メールを読んで絶句。
今日のリハ、何時ごろ来れますか?」着信時間、22:30。
今日のリハ?そう、1日間違えて手帳に書くと言う大失態を犯してしまったんです。
22時〜26時のリハ。ただいま23:30
すぐ電話して「今から行きます!!」と言うや風呂上りのまま家を飛び出しました。
45分の道のりを30分で到着
2時間遅刻。
社会人として最低です。切腹したい。
本来、僕は寝坊をしないというポリシーがあり、必然的に遅刻をめったにしないキャラなんですが…。しかしメンバーさんは全員初めて一緒に演奏する方々。印象悪すぎでそ。「仕事を飛ばすヤツ」というレッテルを貼られても仕方がない。
メンバーさんは皆さん優しく演奏も素晴らしく、本番は楽しくやれました。
初めて一緒に演奏するメンバーがみんなイケてたら、なんか得した気分になりますね。

で、その日も寝れず、翌日もアレンジの締切り直前で寝れず。そんなこんなでずっと寝れずの1週間。正直、今日は授業中や運転中に何度か意識が飛びました。さすがに運転中に寝るのは危険なので、路肩に止めて30分仮眠とって帰りました。

今夜はこのブログを打って、チョコチョコとパソコンで用事を済ましたら、即、寝ます。
寝貯めできる人がうらやましい。
僕は6,7時間で絶対に目が覚めるんです…。
posted by マナヴ at 21:59| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月04日

小学校♪

いつかはみな旅立つ それぞれの道を歩いていく
あなたの夢をあきらめないで 熱く生きる瞳が好きだわ
負けないように 悔やまぬように
あなたらしく 輝いてね


僕の思い出の曲。中学校の卒業式でみんなで歌った岡○孝子さんの「夢をあきらめないで」。これを卒業して○○年経って、演奏する機会がありました。
毎年恒例となりつつある、某小学校への訪問。音楽会のゲストバンドで、小学生と一緒に演奏したり、合唱のバックバンドをしたりするお仕事で、実は普通の仕事より重労働なんですがやりがいも普通以上にあります。

朝から子供や先生方とリハーサル。子供達の対応力はすごいです。バンドをバックにして慣れないのか、1度は歌いだしのタイミングを間違えたりする曲もありましたが、2回目以降はみんなちゃんと合うんです。プロでも、何回も同じ出だしで間違える人いますからねぇ。

で、昼はこれも恒例の給食タイム。5年生の教室へ。机を向かい合わせた班に分かれて、バンドもそれぞれの班に混じって食べます。実は子供と動物が大好きな僕は、同じ精神年齢にチャンネルを合わして仲良くおしゃべり。
可愛い女の子がいて「お母さん、いくつ?」って聞いてみたら、なんと僕より2つも年下…。お父さんが僕とタメ年。ショックを隠しつつ「君、大人になったら美人になりそうやな。いや今でもすでに美人やけどな!」と居酒屋トークをしてみたら、その子は僕の肩をバンっと叩いて「もぉ〜!」と居酒屋ノリで軽くあしらわれました。最近の子供は手ごわいですね。
あと、牛乳のキャップをお箸の先で開けたら他の女の子に「お行儀悪いでしょ」と注意されました…。
男の子の方が子供っぽくて、僕らとじゃれあったり、走り回ったり。僕らも無理なく彼らと遊べました。男はいくつになってもそういう部分って残ってますね。

翌日が本番。
1,2時間目は保護者の授業参観。僕らも早く着いたので授業を見学。音楽学校で同僚だったベーシストが学校の先生に転身していて、彼の授業を見に行きました。算数。小数点の掛け算か…。ギリギリ解けるけど、これ以上難易度上がったら無理やな。最近の参観って、廊下から親が覗いてて、教室には親が入ってこないんです。しかも廊下で親同士おしゃべりする声が教室に…。
これも時代の流れでしょうかね。

そんなこんなで本番。マーチやサンバなどに合わせて子供達が歌ったりリコーダー吹いたり。またある曲で、僕がイントロのフレーズをトチッたら、子供がこっち見てニヤっと笑うんです。「ちゃんと仕事せいよ」みたいな…。そんな大間違いしたワケじゃないのに、微妙なミスもちゃんとチェックしてる子供はおそろしい…。
そして冒頭の「夢をあきらめないで」。歌詞、全部覚えてました。一緒に歌いました。ちょっとウルっときました。えぇ曲やわぁ。

そんなこんなで無事仕事を終え、サイン会(?)みたいな状態になったりしつつ家路に着きました。
車を運転してると、プシュー!っと音が。
タイヤ破裂。交換。18インチの扁平タイヤは恐ろしく高いです。
ギャラが吹っ飛びました。ってか、赤字
でもね、素敵な想い出はお金には代えられないモノなんですよ…負け惜しみじゃないですってば。
posted by マナヴ at 14:27| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月01日

アドリブ理論(?)

「ソロを弾く時に、これを弾いたら大丈夫というフレーズを教えて欲しい」
よく生徒に聴かれる事です。
結論から言うと、そんなモノあるわけないんですが。

ソロって言うのは、フリートークと同じだと思っています。
「絶対に相手が笑う小ネタを教えて欲しい」
「絶対に女の子を口説けるセリフを教えて欲しい」

とか聞いて来るのとまったく同じ事なんです。
だから、ソロのフレーズを教えられるってことは「君の瞳に乾杯」とか「布団が吹っ飛んだ」などというセリフを本気で人に話そうとしてるって事と同じなんです。

日本語に「あいうえお」があるように音楽に「ドレミ」があります。
「あいうえお」を組み合わせて「単語」になるのと同じく、「ドレミ」を組み合わせて「フレーズ」になります。
単語を羅列しても、言葉として相手には伝わりません。それと同じようにフレーズを並べてもソロにはなりません。
相手に何か伝えたい時に、まず必要なのは気持ちですよね。
気持ちがあれば、話下手な人でも身振り手振りを交え、相手に伝えることはできます。その上で、正しい文法、言葉の発音、豊富なボキャブラリーなどが加わると話し上手になれるんでしょう。

ソロを弾くときも同じ!
まず、「気持ち」。弾きたい事。この曲調で、このコード進行で、自分が演奏したい物のイメージがまずないと。
同じ「お腹が減った」でも、「私、今日、朝食、抜いた、今、お腹、減ってる。」って言うより、「うぉ〜腹減ったぁぁ!!ラーメン、ラーメン!」
の方が絶対に「コイツ、よっぽど腹減ってるねんなぁ」ってなりますもんね。その上で、正しい文法=コードやスケールの知識、言葉の発音=演奏技術、ボキャブラリー=フレーズが加わればいいソロが弾けるんじゃないかと思います。

って言うのを踏まえた上で単語、文法を学ぶのは必要だと思います。
ただ、単語や文法を義務教育で習うのもいいですが、本をたくさん読む人は自然にそういうのが身についてますよ。だから、曲をたくさん聴いてライブをたくさん見てたら、ある程度は身についてくるハズ。
その上で、自分が弾きたい事を再現するために分からない事を学ぶのは、とても有意義なことだと思います。

ちなみに僕も、偉そうに言いながら全然自分の弾きたいことが弾けてません。で、そのためにもっと努力しなきゃならないんですが、なかなかできてないのが現状。
時間と気力が欲しい。
いや、若さが欲しい!
posted by マナヴ at 13:48| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

マイコン

今日は久しぶりに肉体労働に行ってきました。
今月は音楽関係の仕事が固まって入ってたのでバイトは行かなくても大丈夫なんですがコレにも定期的に行かないと調子が出ない。

ジャズの録音、J-POPのアレンジ、ライブ、仕事での演奏、リハーサル。ここ数ヶ月だけ見れば、なんかプロミュージシャンに見えるスケジュール。しかし!やはりヘルメットと安全帯、安全靴にパワー手袋。これが標準装備です。

で、最近アレンジの仕事も数本やり、メジャーのレコ社の編曲もさせていただくにあたり、パソコンを数年ぶりに買いました。今までのPCはメモリもCPUもロースペックで、作業中にバグったりフリーズしたりしてたんです。
で、ヤフオク新品アウトレットPCを落札。ク○ックモノのソフトで仕事するのは相手に失礼と思い楽天シーケンスソフトも購入。カネはかかったけど、システムを一新しました。で、せっかく今の住まいは音楽用の部屋があるのであれこれつなぎ直し、いつでもPCと楽器が連携できる環境にしました。
…できる男っぽく語りましたが、実はデスクトップミュージックのスキルは赤子同然なんです。機械、実はあんまり得意じゃない…というか、好きじゃないんです。

アイツら、融通ききやがらんでしょ。
設定が1つ違うだけで音が出やがらんかったり、いらん事勝手にしやがったり、ワケの分からんメッセージ出してきたり、ファイル検索したら「0件見つかりました」って、正直に「見つかりませんでした」って言え!!とか。
殴ったら言う事きくどころか、壊れてしまいやがるし。

思えば初めてパソコンを手にしたのは、今から20年ほど前のMSXというPC。当初ファミコンを買ってくれなかった親が代わりに買い与えてくれたものです。当時は世間ではパソコンと言わず、マイコンと言ってましたな。
フロッピーすらない頃はデータレコーダと言ってテープレコーダのような物でデータを読むんです。ゲームを開始するまでに20分くらいかかるんですよ。
たしかメモリが8キロバイト。最近買ったPCのメモリが1ギガバイト。何倍や?1000倍で8メガ。1000000倍で8ギガ。1000000÷8=125000倍!!(合ってるかな)進歩しすぎや!
当時ヤマ○の音楽講師をやってた母がヤ○ハのシーケンスソフトとMIDI鍵盤を仕入れてきて、DTMの第一歩を踏み出しました。救急車のサイレンの音が出ただけで感動してましたね。
まぁ昭和という時代の話ですよ。
それに比べりゃ今の時代は本当に便利ですよねぇ。

まぁゴタク並べましたが、要するにもっとDTMの勉強しないとあかんって事です。まずは機械とトモダチになるところからはじめたいと思います。
posted by マナヴ at 20:54| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月17日

落ち着いた…?

昨日で5日連チャンのライブ週間が終わりました。内容も某有名人の出席したパーティだったり、アンプチだったり、神戸モザイクの野外だったり様々ですが、昨日は某カフェバーでのボーカルとピアノのデュオ
ワンステージを終えた後、控えのテーブルに戻ると白髪の初老の紳士に呼び止められました。

「えぇピアノ弾くなぁ。すごく落ち着いてて、染みて来るピアノやなぁ」

一瞬「なにゆーとんねん、このオッサン頭だいじょうぶか!?」と思いました。このワシが、落ち着いたえぇピアノ?今まで、情熱的だのアグレッシブだのという評価はよくいただいてましたが…。
しかしこの紳士は店の常連で、しょっちゅうライブを見て耳の肥えている方のよう。

この日だって別におとなしく弾いたわけではなく、やりたい放題やってましたよ。しかしこの紳士には僕の内面の円熟味が分かっていただけたようです!さすが違いが分かる男!
しかし、だいぶお酒も進んでおられたので錯乱されてただけかもしれません。

そういや今度出るジャズのCDで弾いてる「MORE THAN YOU KNOW」という曲のピアノも、共演者の方に「この曲のピアノだけ40代やなぁ」と言われました。
その他は崩壊寸前のアホなピアノソロを弾いたテイクが時間その他の都合でOKテイクになった曲や、ピアノソロの途中で僕のテーマソングの1節を弾いてる曲、内省的だといわれたプレイ、今までどおりのアグレッシブ系のソロの曲もあり、ピアノ的に見てもバラエティは豊富。
他のメンバーに触発されたり、追い込まれた自分が突然変異を起こしたりして、自分でもどう弾いたか分からないソロや、どういうボイシングしたか覚えてない和音もたくさん出てきます。
その一瞬一瞬が録音されてCDという形で世に出るんですね。

きっと、それの超レベル高くなった状態が、世に言う名盤のCDになるんでしょう。それには程遠い話ですが、最近は自分の手を離れた演奏が少しずつできるようになってきたような気がします。
最終的には幽体離脱して自分の演奏を客席で聴いてられるようになりたいですね。本気で言ってますよ。
修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ修行するぞ〜徹底的にハードなピアノ弾くぞ徹底的にハードなピアノ弾くぞ徹底的にハードなピアノ弾くぞ〜
posted by マナヴ at 10:33| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

ババ凹み

凹んだっていっても中日が優勝したからじゃないですよ。
昨日はジャズのレコーディング最終日でした。そもそもレコーディングなんつーモノは凹むためにやるようなトコがあるんですが。まぁ自分の身体的コンプレックスを鏡に映してずっと見続けなきゃならん的な感覚ですね。

しかし、上手いと思ったことは無いにせよ「コレだけは負けない」と思っていた部分でもコテンパンにいわされました。それはまずフィジカル面
指の速さ、耐久力。どれだけ弾きまくっても腱鞘炎にはならないし、速いフレーズを弾きまくってもバテない。勝手にそんな自信を持ってたんですが、思い上がりでしたね。
ある曲のリフ。これを午前中のリハと午後からのRECで延々と弾いてたら、弾けなくなってきた。腕がつるというか、「ひざが笑うのピアノ版みたいな症状に…。速弾きで鍵盤を駆け巡ってる時は色んな指を色んな角度で使うので問題なかったんですが、同じリフをピアノ鍵盤で弾き続けると同じ指、同じ神経を酷使することになり、限界が来るんですね。
本番では皆さんにご迷惑かけました。まぁフレーズを変えて乗り切りましたが、やはり本来のフレーズで勝負したかった…。悔しい!!

精神面でも課題が見つかりました。
まずレコスタが午前中に別の方のRECが入っていたので、ピアノのコンディションがまったく変わってた。調律は440から442に変更され、しかも弾き込まれてチューニングがユルくなってる。その上手脂が付いてベタついてる!しかもモニターの音が前回と違う…。
そして昼間立て続けにブルーになるメールが2通。何も今こんなメールが来なくても…。
こんな事で調子が狂ってくる自分が情けない!普段「弘法筆を選ばず」で、どんな楽器であろうが音さえ出れば自分の演奏ができると自負してたのに。
そして「悲しい時でも楽しい曲は楽しく、楽しい時でも悲しい曲は悲しく」などと普段言ってるくせに。

精神面もフィジカル面も、まだまだ甘い事がよ〜く分かった!
今後、精進します。

とは言えRECは全員が力と個性を出し切り、最善のものができたと思います。12/10あたりに全国発売されるようです。某JAZZ雑誌に載るとか載らないとかいう話もあります。
曲目は古いスタンダードナンバーが中心ですが、決してノスタルジックではなく、新しい曲に聴こえる、いいCDだと思います。
発売が待ち遠しい!!
こぉ〜てぇ〜!!!
posted by マナヴ at 21:56| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

脱出

とにかく忙しい1ヶ月、9月が終わりました。またひとつ年をとり、10回以上に及ぶライブ、ブライダル、イベント出演。レコーディングとそれに向けたアレンジ、練習。学校、リハ、肉体労働。それに家族の世話。
重なれば重なるもんですね。正直、限界。まぁ限界なのは自分の処理能力が低いためで、やる事が多いのはいいことだし、これをこなせるようになるべきなんですが。

で、今日行って来たブライダルが終わり、明日から3日間の休みなんです。
なので、蒸発します。現実逃避しに行きます。
誰にも行き先は告げてません。ってか、今日の仕事帰りの電車の中で行き先を決めました。そしてつい今しがたネットで宿などの段取り。
リフレッシュして帰ってくるか、それとも蒸発し、数年後に白骨化して見つかるか…。

ところで、先ほども出たブライダルのお仕事もちょこちょこいただいています。これが、すごく楽しくも大変な作業。
まず、新郎新婦にとっては一生に1度(例外アリ)の大舞台。もちろん失敗は許されないし、できるだけ要望に沿う形で演奏したい。ピアノ単体の時もあればボーカルさんと2人の時やコーラスグループの伴奏、ピアノトリオ編成の時もあります。
で、入場なら司会者の紹介とともにイントロ、ドアが開いたらテーマ、高砂に上がったらサビ盛り上げ、着席と同時に曲を終わらせる。キャンドルサービスなら客席周り中はAメロ繰り返し、メインキャンドル点火で大サビ突入。など、タイミング命。そんな都合の良いサイズの曲など当然なくて、状況を見ながら曲を展開させていくんです。
シーンと曲がビシッとハマッた時は素晴らしい達成感があります。

今日の仕事はちょっと田舎のほうだったせいか、段取りがユルい披露宴
着いたら警備員という名の老人「ここに車停めんといて!」とタメ口。そして1つ前の披露宴が押して30分待ち…なのに担当者は一度どこかに行ったきり来ず。打ち合わせできず。開宴ギリギリで打ち合わせするも、こちらに来てる資料と向こうの資料で演奏する場所が食い違ってる。しかも食い違ったまま強制的に披露宴開始
入場。あれ?ピアノのモニター音が消えてる!天井からユルく鳴ってるピアノ音を必死でモニタリング。そして友人スピーチ。マイク、音が出てませんよ。ミキサーさん!は…のん気によそ見。かと思えば余興で詩吟のオジサンが延々歌う!やっと曲のエンディング…かと思ったら3番が始まる…!時間が押していく!
極めつけはキャンドルサービス。ここはMDのBGMと書いているし、予定通りMDが鳴ってる。
…安心してたら、「メインキャンドル、点火!」でMDの音楽がフェイドアウト!何食わぬ顔でミキサーさんがバンドにキュー出してる。オイオイ聞いてねえよ!!
しかし炎が灯る…瞬間とっさにある曲をピアノで弾き始めました。3小節目あたりから入ってくるバンドメンバーはさすがでした。
新郎新婦さんは裏方の苦労は知らずに、幸せそうに祝福を受けていました。
それでいいんですよ、それで!お幸せに!

さ、寝て起きたら脱出だ!!
posted by マナヴ at 00:49| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月30日

ライブ!

昨日はアンプロンプチュライブ@SITE KOBE
今回はアンプチ初の試みとしてギターをサポートメンバーに入れました。

ギター入れてこなかったのは、キーボードだけで成り立つアンサンブルを追求したかったのと、ギターが入ると某バンドにサウンドが酷似するという懸念もあったから。しかし、いつもライブをやる度にサウンドのバラバラ感が残り、録音を聴くたびに落ち込む。

そんな時、先だってブログにも書いた某ライブDVDに出会い、そのアンサンブルの統一感、シンプルな演奏から引き立つ楽曲の良さなどに驚き、そちらの方向性で一度ライブをしようと思いました。SITE KOBEではグランドピアノを使えるという事で、エレキに加えガットギターなどの入ったサウンドをイメージ。
素晴らしいギタリストとたくさん共演してきましたが、その中から白羽の矢を立てたのがY氏。彼は誰でも知ってる有名な演歌やニューミュージックなどの歌手のバックを務める名バイプレイヤー。弾き過ぎず、地味過ぎず、前に出過ぎず、それでいて安定的な存在感。まさに理想的!
その上彼は僕の学生時代のアナーキーな生活様式を未だに堅持していて、空気感も共有できる貴重な存在。彼の方が年下ですが、なぜか昭和育ちの田舎ヤンキー的なガラの悪いオーラを持っています。当然僕と彼が楽屋でダベっていると、他の出演バンドさんは近寄ろうともしません。

まぁ、そんなこんなでライブに臨んだんですが、結局リハーサルをする日程の摺り合わせがうまくいかず、メンバー全員が揃うのが本番のみという僕の嫌いな「やっつけライブ」的なパターンに。
しかし、今回は違う!おなじみベースO君はDVDで洗脳済み。そしてY君は言わずもがな。急病で午前中点滴を受けてきたNさんもいつものように頑張ってくれました。そう、今回は意思の統一ができた上で演奏ができたんです。
全員揃ってのリハーサルが一度もなかったので、確かに行き違いやミステイクはあったものの、確実に収穫はありました。
今後のアンサンブルの方向性が見えた貴重なライブでした。

ライブ後はY君とO君はグデングデンに酔っ払い、ライブハウスの隅のテーブルの一角だけ明け方の居酒屋に。タチの悪いバンドです。
唯一車を持っている僕は、ライブのあとメンバーそれぞれを家まで送り届けるという罰ゲームが待っています。
その間もY君とO君は寝たり騒いだりセクハラしたりとやりたい放題。そしてYとOを最後に降ろしたら、いままで泥酔してたO君「あれ?左半身がビショビショに濡れてる?」Y君「何やろ?車のシートも濡れてます?何か匂いします?」僕が濡れてる車のシートの匂いをかぐと、プリンのような甘い匂い。
Y君「あ、それ僕がさっき買ったミルクセーキですわ!!」


2人、殺す。
posted by マナヴ at 10:21| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月23日

レコーディング

昨日、おとといと2日間レコーディングスタジオにこもり、アルバムを録音してました。某新進ジャズボーカリストさんのNewアルバムです。
年末に全国発売との事で、正式にアナウンスされればこの場でも宣伝します!

…ちょっと待てい!ジャズボーカル?という事は、ジャズのアルバム?
そうです、このヘヴィメタルと演歌を専門とするキーボーディストの僕が、ついにジャズのアルバムにピアノで参加することになったんです。
録音メンバーは僕以外はジャズを本職とされているこの道何年の大先輩方。しかも、ゲストプレイヤーとして大御所女性ジャズピアニストのTさんが2曲参加されるとの話。それを聞いた瞬間失禁です。
Tさんは何年も前にあるイベントで演奏を聴いて「同じ鍵盤楽器でも、この人は別次元の人だ」と思ってた人。ましてや当時は2バスのメタル以外は聴いてなかった時期。何を弾いてるのかすら分からなかった。
まさか何年か経って同じアルバムにピアニストとして名前を連ねることになるとは…。

で、僕が今まで経験したレコーディングは全てポップスやロック。正直、ポップスは修正してナンボ。ソロだけ10テイクくらい録ったり、バッキングをサビだけ録り直しとか、キメの部分だけ録り直すとか、ボーカルの音程を修正するとかが当たり前の世界。
ジャズはもちろん違います。
イントロからエンディングまで、オール一発録り。別録り無し。パンチイン無し。誰かが明らかなミスをしたら全員やり直し。でも10テイクも20テイクも録ったら体も精神も持たないので、録っても3〜5テイク
ものすごい集中力を要します。もしノーミスでテイクを終えても「なんか全的にノリが軽すぎるな」とか「クチャクチャ感があるな」とかでボツる事も多々あり。

で、2日を終えたらものすっごく心身が疲労してて、今朝は起きたら目が開きながらも体は動かず、しばらく布団から起き上がれませんでした。
しかも今日のブライダルの仕事に行っても、譜面が頭に入ってこない!コードが分かってても指まで命令が伝わらない!よって弾く事がグチャグチャ!という末期症状。
いや、本番ではちゃんとできました…はず。

そんな大変なレコーディングですが、産みの苦しみがデカイほど出来上がった作品も素晴らしい…はず
ボーカリストさんも個性的な声の持ち主で、いわゆるジャズっぽい声ではなく独特のクリアボイスで、ピアノも僕の例のピアノだし、曲は戦前の古いジャズの曲などが中心ではあるものの全体的な仕上がりはなかなか面白くなってます。
本当はジャズのアルバムに参加してる事はナイショにしたいくらいですが、やっぱみんなに聴いてほしいな!
買ってね〜。
posted by マナヴ at 23:11| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月16日

カミカゼ ハ フカズ

今週もグダグダ。ライブが2回、その1回はライブの後にカラオケ行って夜中に尾崎を叫び、その後朝までトランプの大富豪して寝ずに仕事に行って、仕事が早く終わって喜んでいたら身内の容態がおかしいと電話があり駆けつけた足で救急車に同乗して、まぁ幸い大事に至らなかったりして、地に足も着かぬまま走馬灯のように過ぎていきました。

聞くところによると、世間では3連休らしいですねぇ。
この3日はライブ2回にリハ1回、プライベートな用事が2件、アレンジして書かなきゃいけない譜面が9曲、ブライダルの仕事と野球観戦が控えています。これは1週間は欲しいところですね。
しかも、唯一休みっぽいイベントが野球観戦なのに、それに限って雨で流れそう。
忙しいっつっても儲かってませんよ。同世代で世間的に3連休を取れる身分の人の方が良い暮らししてますね、確実に。
僕は昨日カレーカツカレーかで財布を見ながら真剣に悩んでましたから。同世代のサラリーマンなら笑顔でカツカレーにエビフライもトッピングでしょう。
格差社会を実感しておる今日この頃です。

で、野球の話ですが。終わりましたね。終戦の詔ですね。
9ゲームを4ゲームまで縮め、連勝して勢いに乗って敵地に乗り込み宿敵との天王山の戦い。なぜ勝てぬ。なぜ点が取れぬのだ。つーか今日はノーヒットノーランでしょ。
さすがに諦めつきますね、ここまで完膚なきまでに叩きのめされたら。

つーかね、ブログなんざ書いてるヒマがありゃ譜面書けよって話なんですよ。
そうそうトラック製作の仕事も納期遅れてて申し訳ないし…。
要するに、自分の処理能力を超えて予定を入れるなって事なんですよ。
来週も恐ろしい事が控えてるし…。

蒸発しても探さないでください。
posted by マナヴ at 20:50| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月05日

歌モノ その2

書き足らん!ので、続きを…。

おなじみベーシストO君にもDVDを見せ、同じような話になりました。
彼曰く「分かってても難しい。弾かないのは怖い。他のベーシストに聞かれてショボイと思われたくない、負けたくないという思いで、色々弾いてしまう」との事。
そう、同業者の存在がプレイヤーに余計な事を弾かせている可能性があるんです。

そういや若手同士の会話で「○○のプレイがかっこいい」「△△のライブが参考になった」とかいうのをよく聞きます。しかし、話題に出てくるほとんどはジャズフュージョンのプレイヤー。
参考にしたプレイを自分が弾こうとする時に、やるのが歌モノポップスだったりしたら、どうでしょう。全く同じ事をそこでするのは、16連射ができるようになったと言ってドラクエをやるようなモンですよ。

例えが古いですが、キロロのCDを買うOL「ここのベースラインがいいわね」とか「このスネアタメがいいのよ」とは絶対言わないんですよね。歌詞を聴いて浸りたい。メロディを覚えてカラオケで歌いたい。そんな感じでしょう。
同業者に向けて音楽やるんじゃなく、お客さんに向けてやりたいですよね。
自分が音楽を聴くときも、同業者目線じゃなく(それも必要だけど)お客さんとして聴ければ幸せでしょう。

さて、そこまで我々がバックに徹して歌を際立たせたら、そこからはボーカリストの力量次第。ちゃんと歌えて当然歌唱力だけでなく、ルックス、キャラ、オーラ、MC、集客力。楽器弾き以上に求められるものは多いんです。
野球で言えばピッチャーですね。僕らは野手。野手はピッチャーを盛り立てる。何勝何敗という勝ち負けの数字はピッチャーに付く。

偉そうに書いていますが、僕がそれができてるんじゃなく、それが必要だとやっと気づいただけです。特に僕は勝手に指が動いて変なこと弾くクセがあるので、普通の人以上に努力しなきゃ。
ジャズやインストのセッション音楽を演奏する時はスイッチを切り替えて、イキチギる爆発力も忘れないように。
歌モノをやると時は歌モノモードで。

そんな次回のアンプチ・ライブは9/29。
O君がベースです♪
posted by マナヴ at 00:07| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

歌モノ

自分で曲を書き、アレンジを施し、場合によっては歌詞もつけ、ライブ用にリアレンジし、それを自分でライブ演奏する。そんな事を繰り返していくうちにだんだん感じるようになり、最近結論に達した事。
歌モノのバックは何もせんほうがいい。
もちろん、これは「定説」なので、頭では分かってました。
でも、最近は歌モノのバックで楽器が色々してるのが耳障りになってきたんです。

オブリなんて、頼まれもしないのに入れなくていい。入れるとしても計算されたオブリを極々まれに入れる程度。かっこいいオブリを弾くとキーボード(ギター)的にはオイシイが、隙間を埋めることで歌の余韻を消して歌詞の効果をつぶしてる事がある。
ベースはルートを弾くのが仕事。あとは5度や経過音を効果的に入れる程度でいい。中〜高音域に動いて行くとベーシスト的にはオイシイが、歌の音域にかぶって邪魔になる事がある。
特に自分で作った曲は、メロディ、歌詞が伝わらないと作者としては不本意。なのでいかに歌が良く聴こえるかをお膳立てするのが最優先事項。

そんな思いが確信に変わったのが最近見た某ユニットのライブ映像。
Youtubeで何気なく検索して出てきた映像を見た瞬間、その場でDVDをネット注文しました。僕がもともと好きだったユニットなんですが、解散後にこんなDVDが出てたのは知らなかった。

届いたDVDを何度も見ました。見るたびに感動。
ピアノ、ベース、ギター、パーカス、ドラム。誰も何もしていないんです
アレンジの中の自分の役割を着実にこなしている。超シンプル
でも曲そのものが良いので、見終わった後は「むっちゃいいライブが見れた」という余韻に浸れました。自分の求めている世界そのものです。

これぞ歌モノ。演奏じゃなく曲で勝負。
プレイヤーである以上、上手く思われたいという欲求はありますが、演奏は上手くてあたり前。上手いプレイヤーが目立とうとせず自分の仕事に専念して、それをバックにシンガーが良い曲を良い歌を。
それでこそ作品になるんだと。

プレイヤーとしては上手くなるのが目的なんじゃなく、上手くなるのは手段
上手くなることで、良い演奏をし良い作品を作り、伝えることが目的

わかっちゃいるけど、これが難しい。
プレイヤーのエゴは捨てましょう。
posted by マナヴ at 11:46| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月29日

テレビは地球を救うか

24時間テレビ。いわゆるチャリティー番組。
お笑い芸人2人が100`マラソンを走っているところが中継で映される。必死で走っている姿にお涙頂戴のシーン。
沿道で応援する人達。一人のお婆さんが「頑張りなさいよ」と走ってる芸人の肩をポンと叩いた。
次の瞬間、スタッフが「触るなボケ!」と、お婆さんの顔に顔面を近づけて一喝。
そのシーンが生で放送されました。

テレビの裏と表が同時に見られた瞬間でした。もしかしたらあの怒鳴られたお婆さん、少ない年金からチャリティーに寄付したのかも。
スタジオでは司会の芸能人が、善人ヅラしながらお婆さんの年金の何十倍ものギャラをたった24時間で稼ぐんでしょう。
これだからテレビは基本的に嫌いです。
偽善、ヤラセ、虚像…。
以前ブログで触れた某ボクサー3兄弟もそう。

あと、素人が旅して恋愛をする番組とか、発展途上国にステイして友情を育む番組。全部ヤラセでしょ!台本あるでしょ!
かと思えば青いハンカチを使ってる高校球児をアイドルにしようと必死に持ち上げたり。首相が神社に行っただけで異様に騒いだり。

基本的にテレビは野球とニュース、ごく一部のバラエティくらいしか見ません。それもニュース番組はチャンネルによって思想が偏ってるので、まんべんなく見ないと情報が偏ります。

で、結論ですが。
全部ウソです!テレビに出たいです!
ごめんなさい!
posted by マナヴ at 01:32| 大阪 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月27日

興味

8月も物凄い速さで過ぎていきました。
この夏も色々なところで色々な演奏をさせてもらいました。
ジャスクラブ。ライブハウス。なんばハ○チ。結婚式。ビアガーデン。納涼祭
場所も違えば客層も違えばやる曲も違えば使う楽器も違えばメンバーも違えばギャラも違う。いや〜、楽しいもんです。

ところで僕は超・文系人間です。理数系は嫌い…というより理数的な物の考え方ができないんです。
歴史は大好きで、あるポイントは気持ち悪いくらい詳しいですが、年表は覚えてなかったり。鎌倉幕府が1192年なのを答える必要がわからない
それより、鎌倉幕府を開いた源頼朝が源氏で、その後の室町幕府の足利氏も源氏、江戸幕府の徳川氏も源氏で、すべて血をたどると清和天皇に行き着く事のほうが興味深い。豊臣秀吉は農民出身で源氏の血を引いていないので征夷大将軍になれず、やむなく藤原氏系筆頭の近衛家の養子になり藤原秀吉を名乗りようやく関白になれた話のほうが興味深い。
でも、もちろん教科書にはそんな事は書いてない
なので、テストの点は悪いんですね。

で、理科や数学はさらに最悪に点数が悪かったんですね。
因数分解なんか、ぜんぜん解けない。Xを求めなきゃならない必然性が分からない。Xに興味が無いんです。だからXを求める気にならない。
あと「○○である事を証明せよ」とか、図形見たらだいたい分かるやん!って感じでしたね。
でも、暗算はやたら速かったりします。使ってる脳が違うんでしょう。

科学もそう。元素記号なんか大嫌い。
でも宇宙には子供の頃から興味がありました。当然、冥王星以外の惑星的存在があることは子供の頃から本で知ってました。近い将来冥王星以外の惑星が増えるかもしれないと、楽しみにしてたんです、ガキの時に。
結局、冥王星が格下げになりましたねぇ。

音楽も当然偏ってます
なんでここでこの音が使えるかとか、そんな事には興味が無くて、音そのものに興味があるんです。
だから、なんでかは聞かないでください。
知りませんから。

興味がある事だけ追求して、それで生活ができたらどんなに幸せでしょう。
てゆーか、その前に自分が一番興味がある事って何やろ?
考えたことが無かった…。
posted by マナヴ at 00:32| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月13日

歴史問題

さて、音楽から歴史問題まで幅広いアンプチ日記です。

8/15が近づき、首相のY神社参拝問題がニュースで取り沙汰されています。賛成派、反対派と世論が割れ世論調査でも「A級戦犯が祀られているからダメ」という意見がよく聞かれます。

ところで、A級とはなんでしょう?B級やC級もあるの?A級が一番悪くて、B、Cとなるごとに罪が軽くなると思っている人が非常に多いんです。
でも違います。A、B、Cはイ、ロ、ハのような種類分けなんです。東京裁判の時に訴状に「A・○○の罪 B・△△の罪…」と書かれていたので、A級っていう言い方になったんですね。

僕はご存知日本史マニアで、広く深く日本史に興味があり、いわゆる昭和史も色々と本を読みました。もちろん東京裁判の本も読みました。
世論調査で「A級がいるのでダメ」と答えている人のほとんどは歴史的な観点で答えてないでしょう。そんな人にアンケート取ってもしゃぁないっす。

Y神社問題以外にも、教科書問題歴史認識問題があります。
第二次世界大戦の時の日本が果たしてどれほど悪かったのか。何となく悪役っていうイメージがありますよね。
悪くなかったとは言いませんが、日本にも言い分はあるし他の国もみんな言い分があり、良い面と悪い面がある。他の国だってずいぶんひどいことをしてるし、地球連邦軍vsガミラス帝国のように悪玉と善玉がハッキリしている戦争なんてありえませんよね。

常々言いますが「歴史はつながっている」これが持論です。
で、太平洋戦争に関しては、その前の第一次世界大戦、アヘン戦争、日清・日露戦争、さらには明治維新などからのつながりを理解しないと善悪の判断なんてできません。
それと、今の感覚・常識で昔を見ちゃいけません。例えば○鮮半島の併合も、その当時では国連にも認められた合法行為。もちろん現代にそんなことしたら大問題ですけどね。
あと、そもそも今の中国と日本は戦争したことありません。戦争の相手は今の台湾政府です。今の中国政府は戦争当時は単なるゲリラ組織。そんな事も最近は知らない人が増えてるみたいです。

そんな話をしだすと、また夜をひとつ明かしてしまう事になるので、またの機会に…。
posted by マナヴ at 23:01| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | マナ過去ログ4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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