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2005年12月22日

ばぁちゃん

つい先日、僕の祖母が亡くなりました。亡くなる数日前までピンピンしていたのに、急に死が訪れました。人の命って儚いものなんだと実感しました。

僕が尊敬する人物と言うと真っ先にあげるのが祖母でした。
地元で初の女性の校長先生(新聞にも載ったそうです)。
元は体育の教師で、専攻はなんとダンス(大正生まれなのに…)。
80歳を超えてからも講演をしたり。
数年以内には政府から叙勲される予定もあり、その際は僕が皇居まで連れて行く約束をしていました。

タンゴシャンソンが大好きな祖父とダンス専攻の祖母(モダン夫婦!)の間に生まれたのが1人娘の僕の母。
母がピアノの講師をしていて、その母に子供の頃に僕はピアノを習っていました。
現在僕が音楽をしているのは、祖父母の代から受け継いだ血だと思っています。
ちなみに僕の車でかかっていた速いジャズの曲で、祖母が裏箔でリズムを取ってたのにはビビリました。

1人っ子だった母も若くして亡くなり、それ以降は1世代飛び越えて普通の祖母と孫以上の付き合いをしていました。
教育者だった祖母から言われた事は自然と身に付きました。
・目上の人との電話を切るときは先に相手が切ってから。・約束の時間の5分前には必ず着く。・白御飯は残さない。・筋の通らない事はしない。させない。・約束は守る。守れない約束はしない。
…など、今の世の中ではあまり重視されていない事なのかも知れませんが、祖母はポリシーを持っていました。

病院に運ばれ、意識が混濁してほとんどマトモにしゃべれなくなった祖母から最後に言われたのは「ちゃんと御飯食べた?」でした。そして「あと1時間しか持たない」と言われてから24時間生き、その結果祖父と最後の別れも果たしました。
そんな所にも祖母らしさを感じました。

亡くなった命は戻っては来ないけど、音楽や生き方などで確実に祖母は僕の中に生きています。祖母に貰ったものをこれからも大事にして生きて行こうと思います。
posted by マナヴ at 22:47| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

リズム楽器としてのキーボード

キーボードは比較的リズムを取りにくいパートです。
ギターのカッティングならばストロークの上下で一定の動きをしている上でピックを当てたり空ピックしたりして、僕でもそれなりに安定したリズムを刻めます。裏拍ならストロークをアップした時に弾くと取れますよね。
ギターのほうが簡単と言ってるんじゃなく、これは楽器の特性です。

鍵盤楽器は表でも裏でもその他でも、どの位置で弾く時も動作は同じです。
指を振り下ろす動作しかない
しかも、特にシンセやデジピはそのメーカーや機種によって発音するタイミングが微妙に違うんです。鍵盤を深く押さえた所で鳴ったり、浅い所で鳴ったり。
深い所で鳴る鍵盤なら押さえるスピードを速めに弾く。浅い所で鳴るならジャストで狙って弾く。
そんな苦労も実はしています。
特に某専門(略)のデジピ。非常にクセのある発音なので、リズムが出しにくいんです。メイン楽器の赤い彗星ローズアコースティックピアノで弾いている時はまだマシかと思いますが…。

キーボーディストの中にリズムを軽視している人を見かけます。リズムはドラムやベースに任せて、その上に乗っかっとく?ありえません。
キーボードだってメロディ楽器でもありリズム楽器です
他のパート同様、アンサンブルの中で「自分のリズム」を提供しなきゃなりません。

ベーシストと話していると、音をどこまで伸ばすか、どこで音を切るか、ものすごく考えてるのが分かります。同じ16分音符でも、レガート、長めのテヌート、短めのテヌート、スタッカート、色々あります。1つ1つの音の強弱タイミング発音時間それぞれでリズムを提供し、グルーヴさせているんです。

我々としてもそれは見習うべきところです。
色々なところに工夫して、リズムを取りにくい楽器なりに取れるように努力したいと思っております。
全音符を弾いていても、例えば16ビートの曲なら白玉の中に16分音符も存在させなきゃなりません。クラビネットのカッティングなどは、キチンとしたリフを組み立てて弾く。オルガンでロータリーのオン・オフをする時も、リズムを意識して。ロックンロールピアノを8分で刻む時も、アクセントの位置、離鍵のタイミングなどを考えて弾きましょう。

偉そうに書いてしまったけど、僕自身、自分の出すリズムがウ●コだと充分自覚しております。
リズム楽器としてのキーボード、もっと追求する余地アリです!
posted by マナヴ at 22:24| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

芸術は…

前回のブログでも触れたアコースティック系のユニットでライブがありました。
場所は細野ビルヂングというところ。ビルディングじゃないんですね、ビルヂングみたいです。

長堀通りにあるレトロ建築のビルなんです。
竣工が昭和11年。当時は長堀通りは長堀川という川が流れていて、川辺のビルだったようです。一時は取り壊しが決まっていたが、1999年に3代目オーナーの肝いりで修復され、アート系のテナントや、個展やイベントなどを行うビルになったようです。
こんなトコがあるんですねぇ。

1Fがイベントスペースで、2Fからはテナントになっており、アトリエやギャラリーに
なっています。集まっている人もデザイナー、画家、写真家、ミュージシャンなどで、まさにアートな空間って感じでした。
このユニットでやっている音もジャズだったりボサだったりしつつもジャズでもボサでもない、不思議なモノで、この空間に溶け込むようなサウンド。

ここでは普段のキャラではダメだ!
頭蓋骨パーカッション多言語モノマネはできない!!
(余談ですが、頭蓋骨パーカッションで探偵ナイトスクープに出てたヤツより俺のほうが上手いぞコラ)
しかし、プレイに関しては「ピアノに空手チョップをして下さい」との指示。ありがたい事に、リーダーのボーカリストさんはこのプレイスタイルを買って呼んでくれたようです。
それに野生的なパーカス、大人だけどファンクなベース、バー栗ー出の知的かつアグレッシブなギター。そして浮遊系、癒し系のゆったりしたボーカル。
微妙なバランスの上に、絶妙のサウンドが成り立っていました。

お客さんも、このビルヂングの常連さんは何らかのアートに携わっている方が多いようで、ジャンルは違えど共感してくれた方もたくさんおられました。
楽しかった。またここでやりたいと思いました。
芸術は爆発、いや暴発気味!?
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posted by マナヴ at 00:37| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月25日

日本史…?

ちょっと間が空いてしまいました。週2更新が目標なんですが…(やぎやんは月1か!?)。

今日は何故か戦艦の話題になりました。何故に戦艦?しかも相手は女性2人…。
僕が旧日本海軍の戦艦12隻の名前を全部言えるっていうのを知ってて、その話を振ってきたんです。
音楽には全然ウンチク無いですけど、歴史にはありますよそりゃ。
戦艦は単なる軍事オタクの話題だと?違います、これは昭和史です。
そして日本海軍の歴史は日露戦争の東郷平八郎vsバルチック艦隊の日本海海戦から昭和20年の敗戦まで、いやさ現在の海上自衛隊までも、これも歴史が続いておるわけですよ。

おそらく一番有名な戦艦、大和。今年は映画化もされましたね。
これに載っている主砲の46センチ砲、これは現在の日本の技術では作れないんです
60年前に作れたモノが21世紀のハイテクでも作れないなんて。歴史が途絶えているんです。
一方で、現在のタンカーなどの大型船の船首のバルバス・バウという形状(水の抵抗を減らす)、これを最初に取り入れたのが大和。主砲の技術は失われましたが、造船技術は戦後も連綿と日本造船界に受け継がれているんですよ。
ちなみに広島県、呉の現在タンカー等を造っている造船所には「大和のふるさと」と書いてあります。

※確認しておきますが、これはアンプロンプチュというポップスユニットのブログです。

日本史ついでに言うと、最近興味があるのが女性・女系天皇を認めるかどうかの議論ですね。早ければ年明けにも改正法案が提出されるとか。
前にも書きましたが、日本の皇室は伝説で2600年、実質1500年以上の歴史があります。その歴史上、女性天皇はいたが女系天皇はいなかったんです。
女性天皇と女系天皇の違いですか?簡単に言えば、お母さんが天皇で、その子供も天皇になったのが女系天皇。父親をたどっていっても初代の天皇にたどり着かない天皇。
女性天皇ってのは父も母も関係なく、単に本人が女性って事。
で、今議論されているのは女系、すなわち父親が天皇じゃない人を天皇にするのがOKかどうかって事です。

これまで1500年以上、父親の血を受け継ぐ人間が天皇になっていたんですが、それが平成の今現在、変わろうとしています。我々は日本始まって以来の歴史のターニングポイントにいるんですよ、皆さん!
ツーファイブがどうとか言ってる場合じゃないんですよ
女系と女性の違いくらいは分かっておくべきですよ!!

※もう一度確認しておきますが、これはアンプロンプチュというポップスユニットのブログです。
posted by マナヴ at 22:41| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月17日

新曲!

またまた新曲ができました。
細かいアレンジはまだなんですが、ええ曲できましたよ!HAPPYbird予感中間みたいな感じの曲で、一種アンプチ・スタイルが確立されつつある感があります。

今日、時間が空いた時にたまたま居合わせたミュージシャンにお願いして、この新曲を実験的に演奏してもらいました。そしてそれをMTRに一発録りして、サンプルのオケを作りました。
その場でコードを走り書きして口頭でヘッドアレンジして、1コーラスだけリハしてすぐ本テイク。サイズの勘違いがあったのでもう1テイク。
作った時に頭の中で鳴らしていた音に近いバンドサウンドが得られました。
後で考えたら、その場で弾いてくれたメンバーの中にメジャーデビューしてる人が2人もいました。
ベースにGCSのU氏、ギターにSPTのK氏(本チャンはギターレスですが)。
贅沢な話です。
快く弾いてくれて、しかもお願いしてから2テイク目終了まで約20分。
話が早いです。

ところでこの曲、ボーカルフェイクと楽器の掛け合いのある場所を作っています。
アドリブ的な要素で遊べるような曲にしたいんです。

結構ボーカルフェイクが苦手な人って多いですね。
ジャズの曲を練習している子でも、フェイクができない子が多いように見えます。
「(参考にするため)かっこいいボーカルフェイクしてるアルバムを教えて」とか言われたりしますが、ちょっと待てと。
ボーカルフェイクってのは、ピアノソロやサックス、ギターなどのソロと同じなんです。
だから、むしろ歌モノよりインストのアルバムを聴く方が参考になるはずです。
僕だって、ピアノソロ以外に他のパートのソロをものすごく聴いてます。もちろんボーカルフェイクも。

逆に言えば、マイクを持てばボーカルフェイクもできますよ。絵ヅラはキモイですけどね。頭に浮かんだフレーズをピアノで弾くか声に出すかだけの違い。ギターを持っても、指はたどたどしくなるけどソロは弾ける。全部同じです。
ボーカルもひとつの楽器なんですから、別の存在ではありません。ピアノのように運指の練習もいらず、ある意味気軽にアドリブできるので逆にカンタンだとも言えますよね。
自由にフェイクできたら気持ちよろしいでっせ。

あ、また話がそれました。
新曲、前回の「ガーベラの花」と合わせレコーディングしたいですね。
あくまで売れセン狙いで!!
posted by マナヴ at 23:03| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月11日

超絶テクより…

ビクター・ウ●テンという、超凄腕の黒人ベーシストがクリニックにやってきました。
凄腕って簡単に言ってしまったけど、とにかく上手い!

ギターの花形テクがタッピングやスウィープなら、ベースはスラップ(チョッパー)でしょうか。
何連符か分からんほどのバチバチ・フレーズの連発。
しかも、1人でパーカッション的な事やバッキング的な事、ソロ的な事を同時にこなす
一見ずれているような不思議なタイムのフレーズを連発した後で小節の頭でジャストにもどす。
などなど。

ひとしきり演奏を終えて、インタビューのコーナーに。
「一番大事なことはどんなリック(フレーズ、技)をやるかじゃない、音楽をやる事だ」
「自分がベースを弾いているって意識じゃなく、音楽をやっているって意識を持つんだ」

ええ事言います。僕も常々思っていることですが、大物が言うと違いますね
その後で司会が「そうですか。やはりテクニックがすごいですね」と言っててズッコケましたが
ビ●ター「機材なんて何でもいいんだ。演奏するって事が大事なんだ」
司会「そうですか。ところで、その足元のエフェクターボードは…」
この司会者、どうよ。

その後学生をステージに上げて、まず学生に1人でテキトーに弾き続けさせる。
いったん止めて、「今あなたが弾いているベースと一緒に、ドラマーは何を叩いていますか?
ドラマーはいないが、学生は想像して「こんな感じかな?」と叩くマネをしてみる。
「じゃぁ、次は4小節そのドラマーを想像して頭の中で叩かせてから弾いてください」
頭の中でドラムを想像してから弾く学生。さっきより明らかに良くなってる。
これがグルーヴです。」
社長、さすがええ事言いはる。
これは僕が兼ねてより言ってる「脳内ミュージシャン」と同じじゃないですか!!

僕もハデな弾き芸が好きなので、昔は自分が弾く事ばかり考えてました。
色んな経験を通してだんだんと考え方は変わってきましたが。
ビク●ー社長のように超絶なテクがあった上で、「自分の楽しみでこんな弾き方もする。でもあくまで大事なのはベースを弾く事じゃなく音楽をやってるって事」なんて言われたら説得力ありまくりですね。
僕のように無駄な経験せずとも学生が言葉を聞いて理解をできればいいんですが…。

…やはり翌日はみんなバチバチ、バチバチ、スラップ大会でした。
いや、それでええねん、それで!
posted by マナヴ at 10:16| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月05日

給食時間

本日は、ある小学校の音楽会ゲストバンドのリハーサルをしに、その小学校に行って来ました。学年全員で合唱したりしているバックで演奏する仕事で、リハーサルも生徒達が参加しました。たまにこういった仕事もあるんですが、すごく新鮮で楽しい。
昼までにリハーサルを終えて、昼食です。

飲食店などで演奏した場合、賄いが出る場合があるんですが、今日は小学校だけに、賄いは給食ですよ、給食!しかも、教室で子供達と一緒に食べて子供達と交流するという計らい。
教室は6年2組。そういや俺も6年2組やったなぁ…。
メニューは中華風五目飯、鶏肉の煮込み、韓国風ワカメスープ、パリパリの小魚、そして牛乳。クラスの女の子が給仕して回ってくれて、「お兄ちゃんたくさん食べるからぎょーさん入れてや!」と言うとガッツリよそってくれました。
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バンドは3人いたんですが、それぞれが各班の机に分かれて配置。僕の班は、生意気なガキとイラストの上手な男の子、あとかわいらしい女の子が2人。みんな物怖じせず話しかけてきてくれます。他のバンドメンバーはガキに財布を奪われたり、じゃれ合って手が牛乳まみれになったりしてました。
僕は牛乳のキャップを重ねて息で吹いてひっくり返すという往年の遊びを教えました。
「なんか地味やな」「これ、おもろいん?」
最近の子供はしないのかな?そういやこれ、20年前の遊びやもんね。
牛乳キャップをひっくり返すと、相手のキャップを奪えたりしたんです。レアな牛乳キャップを持ってたらヒーローですよ、森永ホモ牛乳とか。だってホモ牛乳ですよ、ホモ牛乳

昼からもう1度リハをした後、もう1度教室に戻り、終わりの会に参加。
そういやあったよなぁ、こんなの。
日直「係の人の連絡ありますか?」「今日1日で良かった事を発表してください」
などの質問が。手が上がらなかったので僕が手を上げて「みんなと給食を食べられたのが良かったです!」と答えておきました。

起立、礼、サヨナラのあと、やんちゃな男の子が来て、「俺の武器をあげる!」と言われ手渡されたのが新聞紙とガムテープで作った短剣。流行っているらしく他の子も「じゃあ俺の武器もあげる!」と持ってきてくれて、集まった剣が4本
うん、これなら充分戦えそうです。ありがとう、6年2組の戦士達!

そういや自分が小学生の時も何度か演奏のゲストが来てくれていました。その時は「プロの人や、すげぇ!」とか言ってましたっけ。実際は僕くらいのランクだったのかも知れませんが。
そういうのっていくつになっても覚えてるもんなんですね。
彼らが大人になっても、きっと覚えててくれるでしょう。
いい思い出になるように、本番も頑張るでぇ〜(リハは間違えまくったけど)!!
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posted by マナヴ at 00:13| 大阪 | Comment(2) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月03日

暮しッ苦

僕がピアノなどの鍵盤楽器を弾く人だという事で、ごくたま〜に「ショパン弾いて」などのリクエストがありますが、
弾けません。
同じ鍵盤楽器を使うとはいえ、クラシックとポピュラー音楽は全くの別モノなんです。
特にジャズなんかは対極の位置にある音楽と言えるでしょう。
端的に言えば、楽譜どおりに弾く音楽かそうでないか、という事になるかもしれません。

僕が思うに、音楽を言葉に例えるなら「ポピュラー音楽(特にジャズなど)はフリートークでどれだけ話せるか、気持ちを伝えたり、相手を笑わせたり、説得したり…など」、「クラシックは名作の詩をどれだけ情感をこめて流暢に朗読し、聴衆を感動させられるか」的なところじゃないでしょうか。
同じ日本語(鍵盤)というツールを使っても、全くツボの違うものなんです。

なんです…が、ふとした事でオペラ(声楽)の伴奏を引き受けてしまいました。声楽の伴奏は6年ぶりくらいかな。クラシックピアノを習ってたのは小6くらいまでやし。
譜面を受け取って軽く弾いてみて、脳味噌も体も完全にクラシックを弾かないように出来上がってしまってる事を痛感。コードネームをふってくれてないと、曲の全体像すらハッキリとはつかめない。
これでもかとばかりにちりばめられたアーティキュレーション(テヌート、アクセント、強弱などの)記号。音符どおり、アーティキュレーションも記号どおりってのが基本。

運指も、普段のそれとは全然違います。よく「なんでそんなに指が速く動くん!?」と言われるような速弾きもやるのに、こんなに鈍かったっけ?俺の指って。歯がゆい!そして、4度マイナーのコードをメジャーで弾いてた事に気づいた時には泣きたくなりました。
ピアノの独奏なら自分でヘタ打っても自分が恥を書けばそれで終わりですが、伴奏は相手あっての事。迷惑は掛けられない(掛けちゃうと思うけど)。
ヘタこいたら切腹するしかありません。

唯一の救いは、今日が祝日というのを忘れてたって事。
昨日の夕方気づいたんです。
さぁさぁ、1日降って沸いた休み。
練習せんと!!
posted by マナヴ at 11:35| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月30日

super air groove その2

長い1日でした。
前日は個人的にハード系のジャズのライブに出演して、帰宅して寝たのが2時ごろ。
そして何と朝5:30に起床し、用意をして、車でサポートメンバー2人を迎えに行く。結局リハが当日しかできないという事で朝の7:45〜9:45までスタジオに入り、最初で最後のリハ。

そして10:20会場入り。
今回はローズピアノ持込で、ローズの上に小型シンセとマルチエフェクターとミキサーを
置くというややこしいセッティングだったので、後輩のキーボーディストにローディをお願いしました。
おかげで個人的な段取りの負担が軽減できて、全体の段取りの方に集中できました。感謝。

当のsuper air groove、FM大阪やGIZAなどの審査員がズラリと並んだ、いわゆるコンテスト。
テープ審査→予選と勝ち抜いてきた精鋭たちが7組出演していました。
我々アンプロンプチュはトップバッター
コンテストとはいえ一般客もたくさんいるしライブはライブ。
いつものテンションで楽しく演奏させていただきました。
司会のDJ鈴木しょう治さんに、「リハーサルとか見てたら、もうプロだね。デビューしなくても大丈夫なんじゃない?」とからかわれましたが、やぎやんは「したいです!ガッポリ稼ぎたいです」と頼もしく答えていました。

他にもバンドさんやソロの人などが順次演奏。
選ばれてきているだけあって、他の皆さんの演奏もやはり「伝えたいもの」というのが明確に前に出てきていると思いました。

そして長丁場のコンテストも終わり、審査結果発表&表彰。
僕らも賞をいただきました。
「GIZA STUDIO様より、ベストグルーヴ賞!」という事で、クリスタル系の楯をもらいました。
TVとラジオでもオンエアされるとの事で受賞のコメントを撮影。
ワケあってやぎやんはおらず、僕一人で寂しくコメントを撮りました。

今回は残念ながら優勝は逃しました。
しかし、対バンさんの何組かからはとても気に入ってもらえたようでしたし、一般客の方も何人かCDをお買い上げくださいました。
僕らにとっては、ミュージシャンやお客さんから「良かったです」と言われるのが何よりの賞でした!
という優等生的発言で締めます。ありがとうございました!!
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posted by マナヴ at 08:50| 大阪 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月26日

応援歌について考える

当ブログのURLが某所に載って、一気にたくさんのアクセスがあってびっくり。不特定多数の人が読むとなると、文章を曲解する方も中にはおられるようです。まぁ、ネットで発信している以上、誰でも読めるのが前提なんですけどね。

ところで阪神、終わっちゃいました。とてもあっけなかったけど、不思議と未練はないですね。今シーズンも面白かったし、来シーズンも色んな事が起こりそう。
ちなみに今年は6回ほど甲子園に行きました。

で、阪神のヒッティングマーチ(打者の応援歌)についてです。
ちょっとしたダーティな事件があって、ほとんどの応援歌が今年から変更になりました。'85の優勝時からの伝統的な応援歌も姿を消してしまいました。
で、今年からの新・ヒッティングマーチ。これが、覚えづらいんですよキャッチーさが無いし、高揚感にも欠ける気がします。
なんでなのでしょう。一応音楽関係ブログとして、少し分析。

●今年の曲はアウフタクト(弱起)がやたら多い。
今岡胸に秘めた まことの闘志を 空に向かって炎と燃やせ…」
赤星「シャープな打球 グランド突き抜けろ 走れレッドスター レッツゴー赤星 チャンス切り開け」
鳥谷乗せて はばたけよ 鋭いスイング魅せてくれ さあ君が ヒーローだ 鳥谷 敬」
など、赤い部分が弱起です。同じ人が作ってるのかな。
基本的に応援歌は「ドン、ドン、ドンドンドン」の表拍ノリなんで、裏のシンコペから入るより1拍目でメロが始まった方が乗っていくんです。'85当時のメイン応援歌はほとんど頭始まり。真弓、バース、掛布、岡田など。
八木和田も弱起ソングでしたが、アレはリフレインを使っているので耳に残りやすかった。

●シンコペーションが弱い。
昔の応援歌は「タッタター」というマーチ的なハネのシンコペーションがテンションを上げてたように思います。
おっかだーおっかだー」とか「かっとばっせバース」とか「うってーよーオーマリー」とかです。
現在の金本の「さぁ〜こっこまっで」なんかは昔のスタイルを踏襲しています。
最近のは流行なのか、関本、シーツなど言葉を詰めていく傾向があるようです。なので覚えにくい。
で、これは時代の流れでしょうが、今の応援歌は全部長いですね。
真弓、バース、掛布などは4小節。今は全て8小節以上。チャンスマーチは何と20小節。たまには4小節の歌があってもいいのになぁ。

●メロディの起伏が平坦
やはりメジャーキーで、1,3,5の音を多用して、最後の小節でメロが上がって終わって欲しいです。曲の半分の所あたりでのメロの終止もメリハリが欲しい。

どのジャンルの曲にもそれ相応の様式美があるように、応援歌にも様式美があるような気がします。

あ、批判じゃないですよ。単なる分析と、僕の個人的な好みの問題かもしれません。
僕は20年以上阪神ファンです。応援歌、プリントアウトして必死で覚えて歌ってますからね!!
来年も頼みますよー。
posted by マナヴ at 23:35| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月22日

super air groove

という大きなイベントに出場が決まりました。
FM大阪のDJ鈴木しょう治さんプロデュースのもと、大手レコード会社とのマッチングも兼ねたオーディションライブです。場所もIMPホールと大きく、400組800名を無料招待しての公開録音だそうです。毎月行われているair grooveの中から勝ち抜いたアーティストが本戦のsuper air grooveに出場するシステム。

アンプロンプチュは9月の出場がサウンドチェック中の大雨でイベント中止、そして10月に仕切りなおして出場したair grooveを通過して出場の運びとなりました。我々に投票してくださった方々、そして高い評価をしてくれた審査員の方々ならびに鈴木しょう治さんに深く感謝です。

さてそのライブに向けたリハですが、メンバーの日程が合わずになかなかできないんです。バックバンドは若手とはいえ演奏してお金を貰っているミュージシャン。
それぞれが忙しいのはとても良い事ですが。しかしリハが出来ない(泣)
ライブ当日しか全員が揃う日が無いんです。

僕自身もそうですが、仕事として演奏しに行く時はいわゆる現場処理というものが重要で、その場その場で演奏を切り抜けていく要素が強いんです。ジャズやオールディーズ、歌謡曲や演歌などジャンルは様々ですが、例えばサイズを間違えたり曲の段取りが狂った時に客に気づかれずに上手にフォローして演奏を成り立たせるといったもの。
そういったライブはリハが無かったり、当日の演奏前に軽く通すだけだったりする事があるんです。

そういったスキルも、ものすごく重要なんですが…。
僕も一時はライブに対するリハが面倒で、「なんでそんなにリハやらなあかんねん、現場でやったらええやん」的に思いがちでした。一緒に演奏するメンバーも楽器は上手だし現場慣れもしていて、絶対に曲としてそれなりに何とかなるのは分かってるんです。

でもアンプチをやるようになった頃からはちょっと変わりました。
やっぱリハって大事ですね。ホンマ言えば週1でやりたいくらい。

バッキングやソロも全部アドリブじゃなく、ある程度弾く事を決めておきたい。各パートの弾く事も本当は決めたいくらいです。そういうジャンルなんですね、アンプチみたいな種類の音楽って。アンプチの曲でも、同じ内容を弾いている事が多くなってきました。昔はそんな事は嫌いというか必要ないと思ってたんですが、大事やと思うようになってきました。
そういや1曲1曲を大事にしたいって、ちょっと前のブログにも書きましたね。

あれ?何故か話がそれてしまったけど、super air groove、楽しみや〜!!
posted by マナヴ at 00:53| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月16日

2人のギタリスト

最近、2人のギタリストのプレイを見ました。

1つは、今日見た某専門学校でのクリニック。
来校したのはマ●ク・スターンというジャズ/フュージョン系のギタリスト。
彼のCDは少ししか聴いた事がなかったんですが、今日は間近で演奏を見ました。
やはり上手い。ピッキングはすごく優しく丁寧。とても流暢なプレイでした。
聞けば、全てのフレーズをオルタネイトピッキングで、レガートなプレイを心がけているとの事。
少しだけ理論的な説明してましたが、ほとんどの学生は理解できてないでしょうねぇ…。

そしてもう1つ見たのは、昔々に買ったライブビデオ。
デラ●ジェという今や伝説?のバンドの瀧川●郎(当時サイファーという名前)というギタリスト。
デランジェってのはビジュアル系の走りで、まだビジュアル系という言葉もなく「黒服系」「ポジパン」などと呼ばれていた時代のバンドで、これは15年前くらいのライブです。
ふと思い出して7,8年ぶりにデランジェのライブビデオを引っ張り出したんです。

で、このギタリストはピッキングは弦を叩きつけるかのごとくでグシャグシャ過ぎて何を弾いてるのか分からない時があるほど。
彼はカッティングなどを除いては全てダウンピッキング。ピッキングハーモニクス音の混じった独特のパワーコード。
ソロは速弾きなどは一切無く、4分音符や8分音符で、僕でも初見で弾ける程度のフレーズ。
バッキングでも難しい事は一切弾かない。むしろ弾くと言うよりギターをかきむしってる。

要するに、どう見てもヘタに見える。もちろん譜面も読めない(公言していた)。「ダルセーニョって何やねん、フランス人か?」って言ってたらしい。
某専門学校ギター科でも3組くらいか。

…でも、ものすっごくカッコええんです。作り物のような男前の顔で長身、ギターを極端に低く構え、ほとんど無表情だけど激しい動き。
そして特筆すべきは彼の作る曲。
彼独特の泣きのメロディは並の人には書けません。断言できます。

で、結局思ったのはむっちゃ上手なマイク・ス●ーンもむっちゃ下手な瀧●一郎も両方1流のギタリストだって事。
理論やテクニック面ではマイク・ス●ーンがはるかに上。マ●ク・スターンのようなギターは瀧●氏には絶対弾けないですが、●川氏のようなギターもマイク・ス●ーンには弾けないんです。

1流とは必ずしもテクニックや理論に秀でているというのと同義ではありません。
でもそれが無い代わり、むっちゃカッコいいとか、特別なオーラカリスマ性があるとかじゃないとダメなワケですが。
どっちも無いって??

※注:名前を伏字にしました
posted by マナヴ at 23:09| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月12日

ピアノの話2

重ね重ねいいますが、デジタルピアノは嫌い。嫌いと言うか、圧倒的に不利やっちゅーねん!!他の生楽器と演奏する時、ものすごくハンデです。
例えばカシオやヤマハなんが出してる、電子ギター(?)ってあるでしょ?こんなヤツ。それと電子ピアノは何ら変わらない!!ギタリストがそれを使って生バンド相手に演奏する何てあり得ないでしょ。

最近はサンプリングといって、実際の音を1つずつ録音したものを音源にしてあって、単音では確かにリアルな音になりました。でも、やはり違和感ありまくり。
では何で違和感があるのか。

まず、打鍵感
ピアノってのは鍵盤を押すとハンマーが上がり、それで弦を叩いて音が鳴るわけです。
電子ピアノも「ハンマーアクション鍵盤」を使って、それを再現しようとはしてます。
でも、弦の振動が無い。
弦の振動が鍵盤を通して指に伝わる気持ちよさ。
下のほうの鍵盤をバーンと鳴らしたときなど、全身に振動が来るんです。

そして、共鳴
弦を叩くと、他の弦も共鳴します。それがピアノのボディの中で反響しあって、あの音になるんです。
クラシックの曲などは特に、共鳴なども計算に入れて書かれています。
いくら単音でサンプリングしても共鳴のニュアンスは絶対に出ない。

あと、サスティン
電子ピアノでも、もちろんペダルを踏むと音は伸びますわな。
でも生ピアノは、ペダルを踏み込んだ時点でフワッとした空気感が出るんです。
そしてペダルを上げて音を切る時にもフワッいうニュアンスも出したい時がある。
またハーフペダルといって少しだけ踏み込んだ状態で演奏したりもします。

そして、存在感
まぁ100歩譲って、ソロピアノの時はまだええわい。
バンドの中に入ったら、完全に音が埋没しよるんですわ。
だからといってボリューム上げたり、EQのハイを上げたらウルサイって言われるし。
これは皮肉なもので、リアルな音源の方が埋没します。昔の海外のシンセのチープな音のほうが厚みがあって音負けしなかったりする。
僕も妥協して、あえてチープな音を使ったりします。

現場で安物のデジピで演奏した時、しかも初対面のミュージシャンやお客さんに、本当は言いたいんです。
「コレは俺の出したい音じゃないねん。ホンマの俺の演奏と違うんやぁ〜!」
まぁ、ヘタの言い訳に聞こえるし、ネガティブな事を言ってもしゃぁないので、それをカバーする演奏技術や機材の工夫せんとアカンぞと、自分に鞭打つブログです。
posted by マナヴ at 22:55| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月07日

王蟲

王蟲.jpg

この写真、何も知らない人が見たら「何、この気持ち悪い虫!?」となるでしょう。
まぁ事実、そういう反応もされましたが…。
これは知る人ぞ知る、宮崎駿氏の超名作「風の谷のナウシカ」に出てくる「王蟲(オウム)」という超大型の虫です。
それの全長20cmほどのフィギュアを、最近手に入れたんです。ちなみにこの王蟲、先だってのアンプチのライブで、フェンダーローズの上に鎮座していました。

このフィギュア、定価は約1万円
僕は某ネットオークションで新品ですが約半額で手に入れました。
「よくこんな気持ち悪いモノに5000円も金を出すなぁ」
何を言っとるんだと。
王蟲を手に入れるのは20年来の夢だったんです。

僕はリアルタイムのナウシカ世代です。
1984年公開の映画「風の谷のナウシカ」を映画館で見て、王蟲に一目ぼれしたんです。
小学校の時はよく友人と「王蟲ごっこ」をしました。
まぁ王蟲のマネをしながら、大群で1人に向かって押し寄せるだけの遊びなんですが…。

で、王蟲のプラモデルは出そうでなかなかでなかったんです。
映画のラスト周辺の、傷ついたオウムの幼生が湖に入ろうとするのをナウシカが止めるシーンのプラモは昔からあるんですが、やはり欲しいのは体長数十メートルにもなる立派な王蟲。
それが近年のフィギュアブームに乗じて発売されたワケですよ!
小学生の時なら出ても買えなかったでしょうから、いい時代に買えたと言えますね。
そして近い将来僕の年収が1億円を超えたら、この王蟲を数千匹買って部屋に並べたいですね。

さてこのナウシカ、大抵の方は映画版を見たことがあるでしょう。ストーリーの方も大体は把握しておられる事と思います。
しかぁし!宮崎駿氏のペンによる原作は7巻まであるんです。映画版のストーリーは2巻までの内容に過ぎないんです。あの巨神兵は旧世界の日本製だったなんて事実には衝撃受けますよ。
メイド・イン・ジャパンなんですよ、巨神兵。
その他、これから読む人のために詳しくは触れませんが、衝撃の事実がたくさん。
とにかくディープダークヘヴィな世界を堪能できる事間違い無しです。
是非一読していただきたい作品です。

そして読んだ後は僕と語り合いましょう!!
posted by マナヴ at 11:15| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月01日

胴上げとピアニカ

阪神タイガース優勝した夜。
チケットが取れずに、スポーツ観戦できるバー応援しておりました。
オマリーに似ている外国人のマスターのいる店。
お客さんもガイジンさんや日本人、老若男女和洋折衷ですが、みんな阪神を応援していました。

しかしテレビ中継を見て応援していてもイマイチ盛り上がりに欠けるんです。
で、車に積んであったピアニカの登場です。
応援団のトランペットよろしくピアニカで応援をリード。
ピアニカでの六甲颪ヒッティングマーチ。ガイジンさん達は喜んでくれているようです。

で、最後に金本が打球をキャッチして試合終了、岡田監督の胴上げ
オマリー似のマスターとその友人も狂喜乱舞です。
阪神電車がイッチバンや〜!」などと叫んでおられました。

優勝決定後、店は通常のバーの営業に戻りノリノリのBGMを流していました。
テンションの上がった同行者のボーカリスト(兼ダンサー)はガイジンと踊りまくり。
僕も見よう見まねで踊るも、息が続かず玉砕

そこでピアニカの再登場です。
バーに流れる懐かしの洋楽ヒットナンバーに合わせてピアニカを吹きまくりました。
当初は六甲颪をピアニカで吹ける変わったオニイチャンくらいに思っていたようですが、まさか流れる曲に合わせてクレイジーに吹きまくるとは思ってなかったらしく、ガイジン達は超ノリノリ。日本人ばかりの店だとぜったい引かれますね。
彼らに写メや動画を撮られまくり、演奏後は盛大な拍手をいただきました。

アンプロンプチュの「うたをうたおう」での泣きのソロを吹いたピアニカですが、こんなところでこんな用途に使われるとは。
まぁピアニカも本望でしょう。
てゆーかピアニカじゃなくメロディオンなんですけどね。
posted by マナヴ at 23:35| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月28日

「努力するな」の要約

努力はしなくていい。
最近学生に対してこういう話をしました。
これは音楽限定の話です。
人生においては死ぬ気で頑張らなきゃならない事もあるでしょう。

でも、音楽人としてはそんな事はないと思っています。
「何を言ってるんだ!頑張らんとあかんに決まってるだろ!」
いやいや、頑張らなくていいんです。
学生の話を聞くと「やらなきゃいけない事が多すぎて、どうしたらいいか分からない」とか、逆に「何をやったらいいのか分からなくて悩んでる」とかいう人がいます。

「やらなきゃいけない事」なんて1つもないんです。
練習したくなきゃしなけりゃいいし、譜面を書きたくなきゃ書かなけりゃいい。
練習なんつーのはやりたい人だけやればいいんです。
やってる人はやりたくてやってるんだから、「努力」じゃないんです。

だから僕も1度も努力した覚えがありません
でも、弾けない曲を弾けるようになるまで何時間も弾き続けた覚えはあります。
自分が仕切っているイベントライブのために10曲以上採譜して徹夜で譜面を仕上げた覚えもあります。
でも、それは努力してるとも頑張ってるとも言えません。
やってる時はそりゃ〜楽しいんですよ
自分が楽しくてやりたい事を延々やってるだけなんだから、努力じゃないでしょう。
ただ、音楽に興味が無い人から見たら「えらい頑張りまんな〜、努力家でんな〜」ってなるでしょう。

別に楽器を触るよりTVゲームのほうが好きだったら1日中やったらいいんですよ。
「それじゃ上手くならんじゃないか」
あたりまえです。その代わりゲームは上手くなるでしょう。
それだけの話です。

だから、何をすべきか分からなけりゃ何もしなけりゃいいんです。
やりたくない事はやらなきゃいいんです。
すごく能天気にもすごく残酷にも聞こえますが、そういう事だと思っています。

…あくまで音楽限定ですよ!
posted by マナヴ at 23:22| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月21日

☆阪神タイガースバトン☆

某コミュニティ系サイトを中心に「○○バトン」ってのが流行ってますね。
この手のモノには興味なかったんですが、「タイガースバトン」って!
これは、やるっきゃ騎士です。
意味分かりませんよね。
じゃあ、やりますね。

【阪神ファン暦は?ファンになったきっかけは?】
親子3代。祖父がすでにファンでした。
なので物心付いた時から自然に。

【自分にとって阪神って何?】
燃料。

【今まで&現役の監督・選手で好きな人何人でもどーぞ。(順位関係なし)】
真弓、バース、掛布、岡田、平田、池田、中西、和田、八木、亀山、新庄、
オマリー、山田、大豊、矢野、赤星、今岡、檜山、金本、その他全て。
…吉田さん、星野さん。

【1985年、2003年優勝時には何をしてましたか?】
1985 塾の帰り、スーパーの特設TVで瞬間に立会い、友達と騒いでた。
2003 神戸でライブ。洒落たジャズバーでのライブだったが、急遽六甲颪を演奏。
   その後道頓堀へ。

【年に何回ぐらい観戦に行きますか?ちなみに今季の観戦成績は?】
ここ5年くらいは年に5、6回行ってます。
今期は4勝1敗かな。
基本的に全て勝ち越してます。

【注目の若手選手5人をどーぞ】
正直、まだドングリに思えます。消化試合での活躍に期待。

【阪神ファンのいいとこ、悪いとこって何だと思います?】
いいとこ 団結力。熱さ。馬鹿さ。
悪いとこ 通気取りのにわかファンがウザい。
     解説したがるやつとか、予言したがるやつ。
      「にわか」をとりたきゃ最低3年は甲子園に通え!

【今までで一番感動した試合は?】
八木さんの引退試合。
生で見て、泣きました。

【この球団には負けたくない!!っていうのはどこ?】


【最後に我らが阪神タイガースに一言】
強いだけのチームにはならないで下さい。

【バトンを回す人5人】
回されて迷惑な人もいるでしょうし、僕からは回しません。
posted by マナヴ at 00:40| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月19日

ラヂオ!

17日はアンプチ・初ラジオの日でした。
僕らのようなどこの馬の骨とも知れない輩がラジオなんて出て良いのか?しかもコミュニティFMではなく広域FM
FM COCOLO 「Premium Hits!」という番組です。
それもこれもオンキヨーさんとFM COCOLOさんのおかげです。
こんどコンポを買い換えるときはONKYOのにするぞ!

生放送の1時間前にスタジオに着き、スタッフやDJ伊舞なおみさんと打ち合わせ。
当初はCDから2曲、アンプチの曲を掛ける事になっていたのですが、僕が話題の足しにと持ってきたピアニカと、「新曲ができたんですよ。でもまだレコーディングしてないんです」っていう会話から、
生で演奏してよ。ピアニカもあるし」
ってな話に。
ただでさえ難しい曲なのに、ピアニカ1本か!?しかもやぎやん、大丈夫なんか!?

さて始まりました生放送。
開始早々「やぎやんは見た目がカワイイが腹黒く、全て計算している」キャラをプッシュ。
向こうのディレクター氏がやぎやんを気に入り、「いいわ、最高!」を連発してくれて、それなりに出足好調。
そして1曲目をふってもらい、ドキドキの生演奏。
出来立てホヤホヤの新曲、「ガーベラの花」です。
ピアニカ1本でつたない演奏でしたが、曲の雰囲気は伝わったかな。

終わった瞬間やぎやんが「ひゃぁ〜」と奇声を発す。
それを見て周りがまたなごみ、やぎやんも歌って吹っ切れた様子で、その後のトークは徐々にギアが上がっていきます
今後の予定やライブ告知、やぎやんの歌のポリシー?なんてのも飛び出します。
トップギアに入るかはいらないかで「ちょうど時間となりましたぁ〜」。
ってなワケでトークは終了。

しかし、CM中にDJ伊舞さんが「あ、アンプロンプチュの名前の由来を聞くの忘れた!」と。
次回予告でアンプチを紹介したときに、名前の由来を聞くことを予告していたんです。

急遽エンディングのコーナーでも出演する事に。
再度登場し、簡単に由来を紹介しました。2回も出られてちょっぴり得したかな?

放送終了後の2人の感想?などのトークを、「Premium Hits!」音声ブログで聞けるようです。
あとプレゼントも用意したけど、応募してくれる人っているのかな…?
…心配。
posted by マナヴ at 22:50| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月17日

Fender Rhodes 2

昨日はローズピアノをスタジオに持ち込み、ライブ用の音作りをしました。
明日のライブで、ついにこのピアノがデビューするんです。
思えばこのピアノが製作されてから30数年、何人のオーナーが使ったんでしょうか。
彼(彼女?)も色んなライブを経験してきた事でしょう。回りまわって明日アンプチのライブで僕が弾くわけですが、なんか感慨深いですね。

で、真空管プリアンプで音を太くやわらかく増幅し、ギター用のマルチエフェクターでコーラス、リバーブ、トレモロなどのエフェクトをかけます。このマルチエフェクターはツマミを回して直接パラメーターをいじれるタイプなので、実際のローズ的にリアルタイムで音をいじっていけます。
うーん、むっちゃマイルド。
いかにもローズって感じの甘いトーン。これでんがな!
その時居合わせた人が、「甘いトーンって似合わん」と言ってましたが、お前どこの中学や?アンプチなめとんのかコラと。
そうそう、新曲もナイスな歌詞も完成し、ものすごくいい感じに仕上がりったんですが、またこの曲にローズの音色が合うんです。我らが八木選手の声との相性もチリバツです。
前回ブログにザクよりガンダムを…と書きましたが、今回の曲はクイン・マンサですね。
意味分かりませんね。

さて、今日はオンキヨーさんのFM COCOLO「Premium Hits!」というラジオ番組のゲストに
呼んでいただいています。僕の普段のMCを聞いた事がある方は皆さんご心配されます。
まぁ僕とて分別のある大人でございます。
トークはやぎやんに頑張ってもらって、「職人肌の寡黙なキーボーディスト」で行きます!
しかし、本番でやぎやんがベシャリできなかった場合は…。
posted by マナヴ at 13:01| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

新曲完成…!?

今日はスタジオに入ってアンプチ新曲を作りました。
1曲できましたよ!!
アンプチらしい、ポップな曲の中に泣きのメロが入った、王道ソングです。
次回ライブで披露できるかな?間に合えばいいけど…。

今日はやぎやんと一緒にスタジオに入り、作っている間は横で待っててもらったんですが、やはり歌い手が横にいたほうがイメージは沸きやすく、鍵盤に向かいつつペンを走らせ、はや20分程度で曲の骨組みが完成しました。

たまに、「曲を作る時は何から作る?メロディ?コード?歌詞?」などという話になります。もちろん正解などなく、人によってやり方は違います。
僕の場合は「全て同時」です。
歌詞は浮かんでる時と浮かんでない時がありますが、ほぼコードメロディと大まかなアレンジははじめから決まっています。
頭の中ではもう曲が演奏されているので(脳内ミュージシャンズ参照)、あとはそれを大まかな譜面に残すか、シーケンスを打ち込んで具現化するかっていう作業になります。

まぁ、曲なんていくらでも作れるんです。ポップス、メタル、ファンク、バラード、それっぽいのを作れといわれればいくらでもできます。
ただし、「いい曲かどうか」というのは別問題。
量産型ザクより、やはりガンダムを作るべきなんです。
曲はいくらでも作れても、ええ曲はなかなか作れません。

そしてアンプチにはやはりアンプチの曲を。その辺はこだわりもあります。
なんぼカッコええグルーヴィなファンクネスあふれる曲を作ってもダメ
ここではネタバラシはできませんが、自分の中でのいくつかの必須条件はあります。
また、ライブでバンド演奏する時と、録音モノでは同じアレンジでも角度を変えて捉えないと
いけなかったり、こう見えても色々考えとるんですよ。

今回の曲は、歌詞についてはやぎやんに一任しました。
歌詞も曲のカラーを決める大事なファクター。
きっと、アンプチのカラーにバシっとはまったナイスな歌詞を書いてくれるはず!
と、圧力をかけておく。
posted by マナヴ at 00:42| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | マナ過去ログ5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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