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2013年05月02日

「鍵盤道〜Keyboadou」全曲解説…させてくださいお願いします

ここでひとつ、ファーストソロCD「鍵盤道〜Keyboadou」の解説なんぞさせて下さい。
興味ない?まーまー、そこは大目に見て下さい。書きたい年頃になっているのです。

まずジャケットなのですが、ある方にお願いして筆文字のロゴを作っていただきました。
表面の「鍵盤道」裏面の「學(旧字体の学)」です。

そして、丸の中に線が引かれている謎のマーク
お分かりの方も大勢いらっしゃいましたがウチの「家紋」です。世の中には五七の桐や下がり藤など、もっと意匠のこらした派手な家紋も多いですが、ウチはシンプルに、コレなんです。
シンプルとは言え源氏の系統の武家に多い、由緒正しい武家紋です。
興味のある方、こちらの解説が面白く分かりやすいです。
http://www.ippongi.com/2011/12/23/hikiryou-2/
あ、家紋じゃなくて曲の解説します!家紋も書きたいけど!!


1 ナチュラリズム
ホーンセクションとピアノのリフ主体の、ダンスポップチューン。このポップでノリノリな曲を是非歌って欲しくて彩美さんにお願いしました。去年、彼女のソロアルバムに僕が鍵盤で参加した縁で、今回は逆に参加してもらいました。オファーしてから24時間もたたずに、歌詞を付けて仮歌を入れて送り返してくれました。仕事が速い!
ウーリッツァーで自由にアドリブソロを弾いていますが、ほとんどはデモの時の仮ソロをそのまま使用しています。

2 Distance of Love
ちょっとレトロな雰囲気のJポップ。青春アニメの主題歌っぽいとよく言われます。
この曲は、今年の正月にCDを作ろう!と思い立った時に作った曲です。この曲はキラキラ系というイメージで池田杏理さんにお願いしました。ギターソロは、キーボードで弾いた仮ソロが気に入ったので決めソロにし、楽譜通りギターの井野アキヲさんに弾いてもらいました。
コーラスワークは歌入れ当日に決め、その場で歌ってもらいました。僕の声も実はコーラスに入っています。

3 アナタトコイニオチタラ
この曲をご存知の方もおられるかもですが、あの伝説の?ユニット「アンプロンプチュ」のアルバムに収録されていた曲のニューバージョンです。実は何と、その時に 某スキー場(ス○ージ○ム○山)のイメージソングに内定! …したのに一転ボツになった曲です。
僕の作詞作曲という事で、復活させました。原曲は4つ打ちのダンスポップだったのですが、ガラッと雰囲気が変わってアコースティックに。ボサノバっぽいギターは井野アキヲさん。ボーカルは平野翔子さん。彼女の素直な声がピッタリはまっております。僕は鍵盤ハーモニカと、シェイカーで参加。

4 夜空のワルツ
これも以前作りかけてお蔵入りになった曲。ジャズワルツっぽい曲です。ボーカルは池田杏理さん。
とても耳触りの良い歌ですが、実はBメロは常に転調し続けていて歌的には難しい曲です。タイトルのイメージ通りのアレンジを心がけました。
僕の作詞なのですが、ちょっと文学的?な歌詞にしたくてちょっと古めかしい言葉を使いつつロマンチック感を出してみました。ピアノプレイはかなりジャズ寄りになっております。

5 Lovely Life
ローズエレピのリフで始まるクラブジャズ的な曲。この曲だけ異質に感じ、当初ボツになりかけた曲です。
ボーカルはRISACOさん。彼女の個性的歌唱がこういった曲がハマるかと思いオファー。歌詞は彼女が書いてくれましたが、韻を踏んでリズミカルな歌になりました。
エレピソロとシンセリードソロもフィーチャー。エレピソロも、ほぼデモのテイクを使っています。あとこの曲は、ドラムのプログラミングも少々暴れ気味。こんな風に叩けたらいいな的願望を込めて。

6 ガーベラの花
この曲も過去のお蔵入り曲。同一タイトルで違う歌詞が付いていましたが、今回歌ってくれた平野翔子さんが、タイトルを残しつつ歌詞を書きました。
いわゆる哀メロポップ調。叙情的な雰囲気の中、切ない歌が光ります。しかし、後半に意外な展開が!?な曲。聴いてのお楽しみです。本編のラストを飾るにふさわしい、大曲になっております。

7 a m o
ありがちと言えばありがちな、アルバムのエピローグ的な締めくくりバラード。この曲のみ、唯一のソロピアノ曲です。謎なタイトル、実は自分なりに思いを込めた意味があるのですが、あえてノーコメントを貫いております。
それをイメージして即興的に何度か弾いて、形が固まってきた頃に録音しました。なので、この曲は譜面すら書いておりません。


以上、どの曲もバリエーション豊かで、各ボーカリストがイメージ通りの歌唱を披露してくれています。
普段ジャズ系を歌う事の多いシンガーの意外な側面も見られると思います。
そして、「鍵盤道」に込めた意味。

・なんかちょっと地味なパート、キーボード!
・ピアノの人は多いけど、キーボードの人は少なくて寂しいよキーボード!
・ライブのサウンドチェックでは、いつも最後に回されるので最後まで音を出せないよキーボード!
・キーボーディストなのに、見た目だけで初対面でドラマー扱いされるよキーボード!
・でも、やっぱり好きだよキーボード。やってて良かったキーボード!

って、そんな意味を込めている訳ではありませんので、あしからず。

posted by マナヴ at 23:50| 大阪 ☀| Comment(3) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月01日

ソロCD制作の顛末

2年前の正月。「今年の目標」などを宣言するのは好きではなく、不言実行がモットーの僕は、密かに心の中で「CDを作る」と意に決しました。
そして、あれよあれよと1年。作らずじまい。翌年の去年の正月、同じ目標を心に唱えるも、またも作らず1年を過ごす。不言実行ならぬ、不言不実行
そして、今年の正月。今年はヒマだったという事もあり、今年こそはとCD制作を思い立ったわけであります。

僕は普段ジャズなども演奏しているので、CDを作るというとジャズピアニスト=インスト=ピアノトリオでスタンダードという図式があり、実際にそう思われていた方もいたようです。ですが、そういうのは僕よりもっと得意な人がたくさんおられますし、僕が自然体で音楽を作るとなればおのずと「J-POP」になるのです。

当然のごとく、J-POPのアルバムを制作に着手しました。
基本的には、全て自宅のMACで全てのトラックを制作します。
ドラムを打ち込み、ベースを乗せ、ピアノを弾き、ストリングスやシンセを入れ、最後に生のギターと歌を録音するという流れ。これも、ジャズのイメージで「ピアノと歌のデュオで?」と聞かれる事もありましたが、J-POPですから違います。こう見えても、たまにアレンジャー(トラック制作)の仕事もしてます。

曲は新たに書き下ろした曲を中心に、昔のお蔵入り曲、昔やっていたユニットの曲のリ・アレンジなども入れました。
歌モノとくれば問題はボーカル。現在は、決まったボーカリストとのポップス音楽活動というのをしておりません。幸いにも身の回りには素晴らしいボーカリストがたくさん!本当は10曲くらい作って10人に歌ってもらおうかとも思ったくらいです。
が、結局6曲を4人にお願いする事に。
今回は曲のバリエーションが多岐に渡っており、各曲の特性に合ったボーカルにオファーしました。
歌録りやミックス/マスタリングは、いつも仕事を提携しているエンジニアに依頼。

自分も他の仕事をしながら、他の人達も忙しい人ばかり。
基本的にはデータをやり取りしながら話を進めます。歌入れも2日間で時間を決めて交代で来てもらい、サクサクと録りました。あとはエンジニアの仕事。忙しいながらも時間を詰めて作業してくれて、ギリギリのスケジュールで本日の発売にこぎつけました。

僕らはミュージシャンとして、毎日のように人前で演奏させて頂いております。
しかし、ジャズであれポップスであれ、普段の演奏は99.4%が非オリジナル曲。98.7%は英語。ジャズスタンダードや往年の洋楽ポップスなどです。
やはりミュージシャンであり、そして日本人である以上、オリジナル曲、そして日本語曲もやらなきゃ!!
TVやラジオで流れている音楽、ほとんどが歌モノで日本語でポップスですよね。
そして、その上でスタンダード曲を大切に演奏して、その素晴らしさもまた実感できます。

なので、このCDは営利目的ではなく、自分のアイデンティティの確認のため…いや、そんな難しい話じゃなく要するに趣味で作った物です。
とは言え、人件費、プレス代などの費用がかかっていますので、最低でもペイはできたらなぁ…。

という事で、沢山の人に聴いて頂きたいアルバムです。
普段の僕をよく知ってくれている方、そうでない方、CD参加ボーカリストのファンの方!!
是非是非、一度聴いてみて下さい。超ベタなJ-POPから、ジャズっぽい曲、クラブ系、アコースティック系などバリエーションも豊富です。
価格は1500円。持ち歩いているので、お会いした時に時に!遠方の方は通販もしております。

次回のブログでは曲紹介でもしてみようかなぁ。
ではでは、よろしくお願いいたしまーす!
posted by マナヴ at 10:16| 大阪 ☀| Comment(2) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月24日

名倉学 1st ソロアルバム発売のお知らせ!

「CD作りました!」

春粧の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて私事で恐縮ではございますが、この度ソロ名義のCDを作ってみました。

内容は、全編Jポップ
僕が一番思い入れのある「歌モノ」にこだわりました。
各曲のバリエーションに合わせて、4人のボーカリストにゲストとして歌ってもらいました。
ダンスポップあり、懐かし系ポップあり、クラブジャズな曲あり、アコースティックあり、
各ボーカリストの素晴らしい個性が光る、贅沢な作品となっております。

「鍵盤道〜keyboadou」

参加ボーカリスト
・池田杏理
・平野翔子
・RISACO
・彩美

いずれも関西でJAZZやPOPSを中心に、大活躍中の面々です。
各々に1曲ずつ歌詞を提供してもらいつつ、僕の作詞も2曲入っています。
トラックも全て制作。エレピ、ピアノからストリングス、シンセリードまで、
ザッツ☆キーボード的な内容です。

さぁ、少しでも興味を持って下さったアナタ!
気になるお値段は、1500円です!
リーズナブル!吉野家の牛丼に換算して、約5杯分(+味噌汁2杯)となっております。

2013年5月1日に発売開始予定です。
たくさんの方々に、聴いていただけたら嬉しいです。
遠方の方、まだ面識のない方、当面お会いする予定のない方は、お振込みいただければ <送料無料> にて郵送もいたします!!
直接お会いできる方。近くにいる時に持って行きます!!
お気軽にご予約メッセージください!!

そして心優しいお方にこの投稿をシェア・拡散していただければ、感動にむせび泣きます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
posted by マナヴ at 13:45| 大阪 ☔| Comment(5) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月31日

年の瀬のごあいさつ

ニューヨークのレポートからブログ書いてませんでした。
今年も終わるので、最後に今年の総括と皆様への御礼をと思い、書きます。

今夜のライブで今年の演奏はすべて終了。
ライブや営業等、形は様々ですが今年の演奏は251本でした。
博多や福島、愛知、下呂温泉等の各地でも演奏しました。
ボブ・ジェー○スやエ○ック・マリエンサル、ケン・○ヴァロなどの錚々たるミュージシャンとも競演。
今年参加したレコーディングはCD5枚
充実したミュージシャン生活を送る事ができました。

何度か書いていますが、地元のブラック企業の運送会社トラック運転手を辞めた時、偶然今の職場である専門学校に演奏員としてバイト感覚で行く事になり、ミュージシャンを志さないまま芋づる式に音楽の仕事をするようになりました。
ライブ等にも誘われるようになりました。この頃はまだ月に1,2回。
ジャズの曲をほとんど知らず、ソロ回しという概念すらないまま、ジャズの仕事にも初めて行きました。
コードなんて、7thコードまでしか読めませんでした。9,11,13は俺には関係ないコードだと思ってました。

ピアノやシンセの師匠がおらず、完全我流なので分からない事を誰にも聞けません。
当時はまだネットが今程普及しておらず、Wikipediaも無ければYouTubeもありません。
失敗したときや行き詰まった時は、自分で考えるしかありませんでした。
その頃から、僕を誘ってくれるお店やミュージシャンの仲間や先輩、来てくれるお客さん。
皆様のお陰で今の僕は生かされております。
その全てに感謝しています!

さて「来年の抱負」などはあまり好きではありません。不言実行がモットーでございます。
ただ、250本以上演奏活動をしているのに、自分の本来の活動が出来ていないのも実情。
もともとこのブログが発足したのは「アンプロンプチュ」というユニットの活動から。
これは全曲売れ線狙いの超どポップで、全曲作曲、全曲編曲、半分作詞で自分の作りたいものを作って、理想の歌声が入った音楽でした。
が、残念ながら現在は活動しておりません。

単純計算で250本で500ステージ以上、3000曲以上演奏していても、99%はカバー曲やスタンダード曲やセッション。でも、TVに出たりCD作っている歌手なら、ほとんどの人は自分の曲をやっているんです。本来の音楽の姿って言うのはそれが自然なのかなとも思う訳です。

で、これは抱負ではなくただの独り言ですが、自分の音楽も出来たらいいなと思います。
完全アマ志向!日の目を見るかどうかも分かりません。20代前半、カセットMTRに1人で宅録してた頃のように、DAWで宅録して一人でニヤニヤするだけかも知れません。とにかく、何かやろう…たぶんやると思う…やるんじゃないかな…まぁ覚悟はしておけ。

では最後に、今年僕と関わってくれた皆様、ブログをたまに見てくれる皆様、改めて感謝を。
今年もありがとうございました。来年も何卒、よろしくお願い申し上げます。
posted by マナヴ at 12:23| 大阪 ☁| Comment(0) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

ニューヨーク6日目+α

6日目。
あっという間に最終日。

昼過ぎには空港に向かわねばなりません。
午前中の時間を活用して、まだ
行ってない場所を塗りつぶそう!!
I君も僕も、行動力というかフットワークは抜群。思考回路も似ているのか、シームレスな行動がとれます。

まずは北上し、ハーレムへ。
ゴスペルの聖地ですね。そして、有名なアポロシアターがあります。
天王寺のアポロビルを思い出してしまう…。

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この辺りは黒人がかなりの割合。街の空気感が独特でした。
はい、ハーレム終了!!

全く逆方向のソーホーへ。
オシャレなブランドショップが立ち並び、モデルのような女性が行き交う…ハズが、時間が早かったのかお目にかかれず。

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そして、ファンシーな屋台のおっさんからアイスを買う。今度は柔らかい!岩石アイスで歯を破壊された恨みがよみがえります。

そして、お土産を買いあさり、お別れに来てくれたMさんと合流。
荷物をまとめに宿に帰る。チェックアウトのために宿の中国おばさんもやってくる。

中国おばさんが、空港までの車を手配してくれるという。相場より安いので、頼む。
中国おばさんが55ドルを立て替えたので、自分に払えという。
もう現金ドルがないので無理だというと、円で払えば釣りを渡すという。
1万円札を払う。お釣りは50ドル。
ん?なんか変。50ドルって事はお釣り4000円。6000円払った事になる。って事は75ドル払った事になる。
20ドルもぼったくってるやん!
即、抗議。
すると、中国おばさんが本性を現す!!

急にヒステリックになり、「私の宿は安いし、設備もサービスもいい!そんな事くらいで文句言うな!」とまくしたてる。
うっわー。馬脚を現した中国おばさん改めチャイナババァ!!これは見苦しい。最後の最後で残念な思いをしました。
もちろん、金は返してもらいましたが。

おかげで、宿でMさんと最後に一緒に食べようと用意した弁当は食べられず。
空港の待合室で、強烈なニオイを放ちながらI君と2人で食べる羽目に。日本のDQN2人。まぁ、これも思い出ですね。

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帰りの飛行機が遅れて、乗り換えが間に合うか心配したけど何とか大丈夫でした。
さらばニューヨーク!

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また羽田に着いて東京で1泊。
翌日、大阪までのフライトまでの2時間くらいを利用して東京スカイツリーへ!
ヘトヘトで死に掛けてるのに、フライトケースを引きずりながら移動。この2人のフットワークは異常です。

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そして、I君は伊丹空港へ、僕は神戸空港へ。それぞれ、帰ったその日から演奏の仕事です。握手をして羽田空港で別れました。

そしてANAで神戸空港へ。
着陸した瞬間、係員が勢ぞろいして、全員で飛行機に向かってお辞儀

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これぞ日本の様式美!!本気で感動しました。日本人で良かった。向こうでは、マクドナルドですら店員が愛想悪くて粗雑。しかし日本へ帰るなりこの丁重さ。
忠義礼節。敬客愛品。誇りに思うべきです。

さて、駆け足で書かせていただきました6日間。
そんなにNYに興味のなかった僕ですが、気がつけば「絶対また行こう」と思う自分がいました。時差ボケはなく、翌日から朝6:30頃に勝手に目覚めています。
ただ、ウ○コのサイクルが逆転してしまい、夜帰宅してからウ○コするリズムになってしまいました。
あ、最後くらい落としておこうと思って、あえてウ○コの件、書かせていただきました。

長文となりましたが、お付き合いいただきましてありがとうございました。
posted by マナヴ at 16:52| 大阪 ☀| Comment(0) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニューヨーク5日目

5日目。
この日は、ガイド兼通訳のMさんは昼間ずっと仕事で不在。
僕とI君、2人だけでの行動が始まる!!
ドラクエ3で言えばレベル3くらいでネクロゴンドの洞窟行くようなもんです。

朝10時半ごろ家を出て、まずは徒歩でメトロポリタン美術館へ。

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世界中の貴重な美術品が、途方もなく広大な美術館に収められています。
とにかく広い!果てしない!

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日本語の案内図をもらい、探索開始。
なんと場内は写真撮影可能。日本じゃありえない!
それにしても、広すぎる!!
そして、わざと迷わせる気か?というほど複雑な構造。そして案内図は超適当。迷いまくり。
途中からは美術品を見る事より、脱出することがメインの目的になっていました。リレミト!!

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その後、セントラルパークへ。
マンハッタンの真ん中にそれはそれはドでかい公園があります。公園といってもすでに1つの街レベルの広さ。

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平日昼間にかかわらず、人がいっぱい。そして、ストリート演奏しているミュージシャンもいっぱい。
1組、とても印象に残るストリート演奏がありました。

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ギターボーカルの男性、ギターボーカルの女性、ウッドベースボーカルの男性の3人。カントリー寄りのフォークポップ。全員が代わる代わるリードボーカルを取り、全てがハイクオリティ。心に響きました。
日本のストリートで歌っている人たちへ。やめてくれとは言いませんが、この人達のように人を感動させてる歌をお願いします。

そして、公園の一角のストロベリーフィールズへ。ジョン・レノン追悼の地として有名。
…うーん、がっかり観光地

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家を出てから美術館、公園と数時間歩き続け汗だく。ここでアイスクリームでもと、屋台でアイスを購入。
ここで事件が!!
買ったのはクッキーとクッキーの間にアイスが挟まっている、日本でもよく見るアレ。いっただきまーす!
サクッ!という食感を期待してかぶりつくと…。
「ゴリッ!!」「ぐわー!!!」アイスが岩のように凍っていました。思いっきり岩石を噛んだ状態。
歯がー!!差し歯がーー!!!折れてしまいました。あいつら、ムチャクチャやなホンマ!!
NYで歯をやられるとは…。

2人行動はまだまだ続く。気を取り直して鉄板中の鉄板、自由の女神を見に。
自由の女神のある島へ渡るフェリーは有料ですが、自由の女神を見ながら往復する公共交通機関の船は無料。
というワケで、無料のフェリーから自由の女神を見物。うん、まぁこんなもんで満足。

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その後はWTC跡地へ。あの9.11テロの舞台となった地です。
ビルの跡地はモニュメントになっていました。そして、数千人全ての犠牲者の名前が刻まれています。

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奇しくも、自分の立っている場所の目前に刻まれていた名前は日本人犠牲者の名前。複雑な気持ちでした。
そもそも、この事件自体謎が多すぎる。ま、多くは触れません。

夕方となりMさんとは無事合流!
中華街で中華料理を食べます。美味い!量多い!王将も見習っとこ!
そしてその後はライブ!

この日のライブは僕1人で観戦
さすがに内容がマニアックすぎて、他の2人に付き合ってもらうのが申し訳なかったので。

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お店は初日にも来た「イリジウム」。アクトは、キーボーディスト、ジョーダン・ルーデス
あのプログレメタルの雄、ドリームシアターのキーボーディストです。
今回はソロパフォーマンス。打ち込みを使ったり、タブレットをこすって演奏したり、ソロピアノを演奏したり、1人でやりたい放題。持てる全ての技を出してパフォーマンスしてくれます。速い!正確!美しい!強い!全てを兼ね備えた演奏。
間違いなく世界トップ。凄すぎた。脱毛。いや脱帽!上段のジョーダン、冗談みたいに上手い!

ジョーダンに話しかけに行きました。持てる全ての英語力を動員して「僕は日本のキーボーディストです。僕は大阪でK○RGのデモンストレーターやってます!」と。(ジョーダンはK○RGのエンドースプレイヤー)するとジョーダンは気を良くしてくれて、英語でバンバン話しかけてくれました!…が、何言ってるか全く分からず。やっぱ英語できないと話になりまへん。

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ライブの後はみんなでエンパイアステートビルに登りました。有名ですね。かつての世界一の高層ビル。

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なんと、このビルができたのは1931年。昭和6年です。日本はようやく大正時代から抜け出た頃。そりゃ勝てないわ。
360度パノラマのNY夜景は絶景でした。
その後、個人的に嬉しい出来事もありました。ありがとう!

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トータル7時間以上歩いた。
長い1日となりました。

posted by マナヴ at 16:44| 大阪 ☀| Comment(2) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニューヨーク4日目

4日目。
毎日夜中に帰り、朝は6時台に強制的に目覚める。
死にます。そりゃライブで寝てまうわ。

で、この日はゆったりしたスケジュール。
お昼前に、Mさんのお宅に遊びに行きます。

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アメリカのヘヴィな食事にやられつつある胃をリフレッシュするため、サラダや炊き込みご飯をいただきます。
この日はMさんはレッスンのお仕事。僕とI君はしばらく家で待機です。
途中I君がピアノ弾いたり僕がギターを弾いたり尾崎を熱唱したり。

そうこうしているとMさんが帰宅。
Mさんのバンド仲間のパーカッショニストのお宅を訪問。
フレンドリーかつイケメン。かつ、超売れっ子らしい。

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その後、ハンバーガーのお店「フーターズ」へ。
ハンバーガーを食べに行ったんです。目的はそれだけです。
でも、フーターズは店員さんがね、こんな感じなんです。たまたま。

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こんな感じの店員が店内にウジャウジャ。アメリカーーーン!!

そしてライブへ。
どうしてもインスト系のライブに偏りがちなので、この日は歌モノを見る事に。
「Dizzy's Club」というお店。

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ちょっと高級感漂う店内。

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女性黒人シンガーのwadeさん。これまたカッコ良かった!
で、そこでピアノ弾いていたのがアーロン・ディール。この人も有名。有名かつゲーハー。

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アーロン・パークスやフレッド・ハーシュともまた全然違う、独特のピアノ。がっつり系。すげーー!の一言でした。みんなすげー。

この日は1本のみの観戦。
posted by マナヴ at 16:30| 大阪 ☀| Comment(0) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニューヨーク3日目

3日目。
この日はなんと、レコーディングの予定が。
ニューヨークにレコーディングしに行くなんて。なんかプロみたいじゃないですか!?

今回のガイド役、Mさんはマリンバ・ビブラフォン奏者としてNYで活躍中。
そんな彼女のニューアルバムに、僕も1曲参加する事に。
「ししょー、NY来るんやったら1曲弾いてー!」
という軽い一言で実現。

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スタジオは、学校跡地の中にあります。
学校跡地がそのままマンション?オフィスビル?になってる。
エンジニアは敏腕マイケル。前評判で「彼は気難しいエンジニアで、絶対にGoodとは言わない」と聞いていて、演奏次第では射殺される事も念頭に入れて覚悟していきました。
それも杞憂。マイケル、温和でむっちゃえぇ人!そして超敏腕!

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スタジオのスタインウェイ・ピアノはフレッドハーシュを始め数々の名ピアニストが録音に使っています。

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録音した曲は「Ojii chan Obaa chan」という、彼女の亡き祖父母に捧げる曲。
トイ・グロッケンとピアノのデュオ曲です。
奇しくも録音したのは9/17の敬老の日。僕自身も超おばぁちゃんっ子だった事もあり、自分の祖父母の事も思い描きつつ演奏。死ぬほど上手い外人ピアニストはナンボでもいるけど、こういった「和の心」を持つ曲はガイジンではなかなか表現できないらしいです。

で、打ち上げ?という事で有名なステーキハウスへ!

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この日の昼間は一人で冒険していたI君とも合流。
肉や!肉!肉もてこーい!

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激ウマでした。


そしてまたまたラーイブ!
またもスモールズ。まずは世界的ギタリスト、ピーター・バーンスタインのソロギター。
1時間以上あるステージ。ギター1本で奏でる。
かっこええ。かっこええけど…。
ほとんど全曲ルバートで、テーマもコードも崩しすぎて何の曲か分からないし。
ほどなく熟睡

そしておなじスモールズで、次のバンドが出演。
今度は今をときめく若手ピアニスト、アーロン・パークス。いかにも現代NYのジャズという音楽。

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かっこええ!上手い!しかもイケメン!!他メンバーも強烈な演奏。
さすがに寝ることもなく、刺激を受けました。
ピーターバーンスタインとアーロンパークス、2つ見ても20ドル。異常!いや、日本が異常に高いのか?
ここで、関西の若手ドラマー、N君と偶然エンカウント!まさかNYで「N倉さーん!」と偶然声をかけられるとは。
彼は3ヶ月滞在して武者修行するようです。すばらしい!

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まだまだ行きます!
お次はビレッジアンダーグラウンドのファンクセッション!
関西でも珍しくなくなったファンクセッションですが、その元祖はこの店のセッション。

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まずホストメンバーの演奏。凄すぎるの一言。ドラムの1ショット1ショットがバシバシ来る。ベースもうねりまくり。キーボードもエグい!ローズ系のみならず、アナログシンセ系などもバリバリ使ってかっこえぇ!

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残念ながら演奏には参加できず。
この日はここで終了。
posted by マナヴ at 16:25| 大阪 ☀| Comment(0) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニューヨーク2日目

2日目。
昨夜は深夜3時ごろ帰宅。
なのに、朝は6時半頃目覚める
時差ボケちゃいますねん。時差ボケ対策は完璧だったんです。普段の生活どおりなんです…。

2日目のイベントはメジャーリーグ観戦!!
NYといえばヤンキースでしょう!ヤンキースといえばイチロー!!!
ヤンキースタジアムへ行きました。

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うおー!!甲子園とは全然雰囲気が違う。大リーグって感じ!
あれ?イチローがスタメンに入ってない…。

ですが、マーティンのホームランも見れて、ピッチャーは先発の黒田が勝利投手に!
イチローも後半に守備固めとバントでそれなりに見れた。満足!!

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そして中華街へ。

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「尖閣諸島は渡さへんぞー!」と言いながらもギョウザを食べたり、マッサージを受けたり。
長旅と寝不足でガチガチの肩がほぐれたのは、後々の救いになりました。

そしてラーイブ!
スモールズ」というお店で、ハワード・アルデンとジミー・ブルーノという2人の世界的ギタリストのギターデュオ。すごいプレイの応酬が見れるに違いない!

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会場に入ってライブ開始を待つが、何か変。ギターデュオなのに、ウッドベースが置いてある?
開始予定から20分くらいして、アナウンスが。「ハワードとジミーは、交通事情で遅れています」
そしてトラ(代役)のバンドが登場。トランペットがフロントのカルテット。スタンダードなジャズが始まります。
「NYのミュージシャンはみんな凄い。日本とはレベルが違う」という勝手な妄想
それが崩れ去ったのはこの2人の熟睡ぶりを見ていただければお分かりかと。なかなかに残念な演奏!


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結局デュオの2人は来ず。多分交通事情ってのは嘘で、ブッチでしょう。
金返せー!!日本でならヤカラかます場面。でも、ここはNY。東洋人が日本語でわめいてたら射殺されます(妄想)。
Mさんが英語で交渉して、半額は返してもらいました。もともとチャージ20ドルと安いんですけどね。

またもハシゴ!
有名な「ビレッジバンガード」へ。

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今度はピアノトリオ。叙情的な美しい旋律を奏でることで有名な、そしてエイズからの生還を遂げた事でも有名なピアニスト、フレッド・ハーシュのライブ!
美しい!さすがに素晴らしい!!
美し過ぎて、熟睡。
ほぼ全曲ピアノルバートから始まるのは、寝かせる意図か。
でも、ほんとに素晴らしいピアノでしたよ!ありがとう、フレッド。

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ニューヨーク1日目

さて、出発の日。
羽田からの格安航空券だったので、学校の授業終了後、新幹線で東京へ前のり。
翌朝6:55発の羽田→デトロイト経由→ニューヨーク というデルタ航空での旅。

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デルタ航空、大手なので安心してたら、ネットでの評判がすこぶる悪い!
少々不安でしたが、サービスもそこそこで、特に不満もなく空の旅を満喫。

さて降り立ったニューヨーク!
とりあえず宿へ。
ホテルではなく、アパートの1室を借ります。日本人経営だと思っていたら、出てきたのは中国人のおばさん
若干心配になるが、愛想は良いし大丈夫か。とにかくチェックイン。実はこの中国人のおばさんが実は後々…。

夕方に会う予定のNY在住の女性ミュージシャン、Mさんとは日本で何度も共演している仲。
彼女からNYへの誘いも訪米の動機だった事もあり、ガイドや通訳で全面的に彼女にお世話になる事になっています。

夕方まで時間があるので、I君と2人で街に出る事に。2人にとっては、街を歩いたり地下鉄に乗るだけでも大冒険。
特に僕は古い世代の人間。子供の頃「アメリカは怖い国やで。銃社会や。外を出歩いて、ケンカになったらすぐ撃たれるんや」と教えられたトラウマが生きています。撃たれたらどないしよ!!
もちろんそれは杞憂に終わり、映画の中にいるような町並みが姿を現します。

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NYに来たと実感。

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そうこうしているうちにMさんと合流。安心感が半端じゃない。

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やはりNYに来た以上ライブを見まくらないと。
早速「イリジウム」というお店へ。

ここはレス・ポール氏がレギュラー出演していた店。

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本日のアクトは、ギタリストのスコット・ヘンダーソン
うーん、かっこいい!!何弾いてるかわからんけど!!

NYのライブハウスは日本と違い深夜1時2時までライブがあります。
なので、ハシゴ!

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2件目は「ZINC BAR」というカジュアルな店。
出ていたのはマリアンニさんというボーカリストのバンド。

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無名の若手たちですが、演奏レベルはさすがに高い!そしてマリちゃんパツキンでキューーーート!
ライブも、ブラジリアンなポップスでどストライク。

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というワケであっという間に1日目終了。
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ニューヨーク旅行記 序章

さて、長らく放置の当ブログですが、最近海外旅行に行ってきましたので、忘備録がてら更新させていただきます。

行ってきましたのはNY。NYゆーても西淀川ではございません。ニューヨークです。
若かりしころ「俺は一生日本を出ない」と宣言していた僕の、人生2度目の海外。

ここ最近、ジャズやファンクを志す若い関西のミュージシャンが、皆さんNYへ旅行やステイに行かれています。やはり本場。刺激を受けたり勉強したりという場なのでしょう。かくいう僕はそんなに興味もなかったのですが、友人ミュージシャンのK氏とI氏が「秋あたりNYに行こうかな?」と雑談しているところに出くわし、
秋のテスト休み週間があるので「じゃー、僕も一緒に連れてって!」と軽い気持ちで乗っかったのが事の発端。

演奏の仕事は2,3ヶ月前に入るので、1週間空けるとなると、その期間のオファーはすべて断らねば空けられません。固い意志で「どんな仕事が来ても断る!」と決意。そんな期間に限って、むっちゃオイシイ話や貴重なライブの話が。泣きながら断ります。
そんな中、主催者とも言えるK氏から衝撃の言葉が!「僕、NY行きませーん!」えー!?
残されたI君と僕。海外経験が皆無に近く、英語もまったくダメ。
しかし、後には引けない!あんなにたくさんオファー断ったんだもん!1週間家にいる事になってしまうもん!

そして、そこまでNYに思い入れもなかった僕でしたが、航空券の手配から宿の手配までする事に。
あっという間に出発の日が来て、僕と、ギタリストI君のNY5泊7日の旅が始まるのでした。

ボチボチとUPしていきますので、お暇な方はお付き合いください。
なお、写真はfacebookのアルバムにたくさん上げております。そちらも合わせてご覧ください。
フレンド申請もお気軽に!
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2012年07月07日

半世紀の時を超えた再会

ある日、Facebookで一件の友達申請が。見慣れぬ名前。
僕は、お客様など僕を一方的に知ってくれている方の申請も全てOKしていて、今回もそういう人からかと思い、承認ボタンを押そうとしました。しかし、その名前が、僕の脳裏に引っかかったんです。あれ?この名前は…。
よくよく見てみると、地元の八尾出身。あ、あのK君や!そう、小学校の同級生からの申請でした。

小学校から中1まではよく遊んだものの、クラスが離れ、当時1学年12クラス500人のマンモス中学だったので、いつしかバラバラに。もう25年くらい離ればなれだった事になります。
25年後の彼は、IT関連の会社を興し、社長になっていました。小学校の頃に一緒に遊んで、アホな事をした記憶しかないのに!〇〇小学校のグラウンドで2人並んで立ち○ョンしてたのに!

そしてK君を通じて、もう1人の同級生、F君からも友達申請が!
こちらの彼は、某企業の研究開発部で主任をしている、言わば科学者になっていました。
2人とも家庭をもうけ、F君に至っては双子を含む3児の父に。
いやはや、みんな立派になってる!「いつか機会があったら会おう!」というメッセージは交換したのですが、なかなか会う機会ないやろな…と思いきや。

その数日後。
僕がライブをしている北新地のバーに、2人揃って遊びに来てくれました。
半世紀ぶりに再会です。変わっていると言えば変わっているけど、変わってないと言えば変わってない!
姿を見た瞬間、目頭が熱くなりました。近況や思い出話に花が咲きます。

ちなみに小学校の頃、僕はファミコンじゃなくパソコン(MSX)を持っていました。
F君もMSXを持っており、K君だけは普通にファミコン野郎でした。
僕はそんなK君に「ファミコン?そんなんショボいで!パソコンの方がカッコええんやで!」と言っていました。
そんな彼が今やIT企業のCEO。片や僕はiPhoneのカバーがファミコンのコントローラーの柄になっているという…。

小学生当時からピアノをやっていた僕は、K君やF君が家に遊びに来た時によくピアノを弾いてました。
それもグラディウス悪魔城ドラキュラなどのゲームの音楽を今で言う耳コピをして弾いてたのです。
「まさか、家でグラディウス弾いてたナックンがミュージシャンになってるとはなー」と言われました。三つ子の魂百までですね。「途中からナックンはやさぐれていったイメージあるなぁ」とも言われました。確かに。いつの間にこんなやさぐれたんでしょう!?

ところで我々、団塊Jr世代。世間では「貧乏くじ世代」「不運の世代」と呼ばれています。
バブルの恩恵を受ける事無く、就職次期とバブル崩壊が重なり、仕事が無い。今のように誰でも大学に入れる時代ではなく、学歴も低い。しかし、みんなタフです。粘り強さ、しぶとさは負けません!
こんな世の中ですが、楽しみながらお互い頑張りましょう!

あ、皆さん、ホームページのご用命はTREVOへ!
見やすいデザインで低価格!やっぱTREVOっしょ!
宣伝しておきました!!
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2012年06月02日

尾崎ネタのルーツ

最近Facebookもかなり普及しており、僕も600人近くの「友達」がいます。
そんなFacebookに最近、僕がマイク片手に熱唱(絶叫?)している写真がお客さんによってUpされました。え?なんで?
ジャズのお店にジャズのライブをしに行った時の事。予想外のアンコールで、ボーカルさんが譜面を探しに退場したので、少し間があいたのです。僕はMCで場をつなごうとマイクを手にしていました。と、その時に、ギタリスト氏がピアノに座り、尾崎豊の「15の夜」のイントロを弾き始めました。
歌うしかないじゃないですか!歌詞が無い!?全部覚えていますが、何か?
…と言う訳で1コーラス熱唱する羽目になったのです。それもMC付き。「今日ここに集まってくれたオマエらのために…」いや、ジャズクラブですけど!?

さて、ここで疑問。何故、尾崎なのか!?

僕の好きなアーチスト、それは尾崎豊。僕の尊敬するアーチスト、それは尾崎豊。目標とするアーチスト、それは尾崎豊。←鍵盤奏者ですが(汗)
そして、僕の尾崎豊の歌マネ、そのクオリティは半端無く高いです。自分で言うなと言うレベルを超えているので自分で言います!
高校時代から、もう20年以上ネタとしてやっていますから。物マネというか、もはや憑依とか降霊と言われますが。

高校は入りたての頃でしょうか、カラオケBOXというのが世に出始めました。当時はコンテナがルームになっていて、1曲ごとに100円入れるシステムでした。その頃からカラオケが好きで、仲間としょっちゅう行ってました。多い時は5日連続で行った記憶もあります。その次期に醸成されたのが尾崎歌マネです。

15歳の時に「15の夜」を聴きました。衝撃を受けました。抑圧、鬱憤、反発、いらだち。当時の自分の心の叫びを代弁してくれる、まさにそんな存在でした。
ギターを始めたのもこの頃。一番最初に練習したのは「15の夜」の弾き語りでした。
そんな尾崎豊が死んだのは高校3年生の時。当時朝刊をトイレで読むというオッサンな習慣があった僕はトイレで訃報を読み、驚愕しました。学校で「尾崎が死んでも、俺は一生尾崎を聴き続ける!」と宣言しました。それから20年。今でも尾崎を聴いています。
BOØWYやwink等を聴いていた10代。メタルにどっぷりの20代。ジャズを弾いている30代。常に、尾崎と共に歩んでいます。しょっちゅう聴く訳ではないですが、行き詰まりを感じた時に聴くと、色んな事がリセットされて高校時代のエキスが注入され、新鮮な気持ちで出直せるんです。

最近の若者は尾崎を聴いても共感できない、むしろダサく感じる」という記事を読んだ事があります。
若い時は親や先生に反抗してナンボ!それを経てこそ、大人になってから本当の感謝の気持ちが生まれるのに。そして、社会に打ちのめされ、負けて、自分の弱さに苦しみつつも、負け犬にはなりたくないともがく。そうやって強くなる。
…そういう姿は時代には合わないのかなぁ。

と真面目に書いてしまうほど、自分にとっては原点であり、とても大きな存在である尾崎。
でも物マネで歌う時は、ほぼネタ状態。主に後期の尾崎ライブのキャラをコピーしているので、かなりイってます。
それこそ尾崎を知らない子がみたら、完全に危ないオッサンです。ライブの余興で披露するにも、場所や客層をわきまえないと出入り禁止です。

先日、福岡は博多でライブをしたのですが、その時も余興で尾崎をやる羽目になりました。博多のお客さんに尾崎ファンがおられ、ご満悦しただけました。
最近は滅多にやってなかったのにFacebookで急激にポキュラー化した、このネタ。また、ほとぼりが冷めた頃にやらかすかも知れません!

あ、余談ですが、ウチの父親の名前が「豊」なので、N倉豊と呼ばれると、親父になってしまいます。
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2012年05月15日

ラオウ&カイオウ vs アミバ

前回のブログから1ヶ月あまり。またも海外ミュージシャンとの共演ネタです。先日のボブジ■ームスは記憶に新しいところですが、またも黒船来襲です。

今回はSAXのエリック・マ●エンサル
チック・●リアのエレクトリックバンドのメンバーでもある、超絶プレイヤーです。
彼だけならまだしも。
去年来日したギタリストのケン・ナバ■がまたも来日公演を行うと。彼はグラミー賞にも作品がノミネートされる、スムースジャズの大御所。
その2人が、2日連続でそれぞれのリーダーライブを行うというのです。そうです、ラオウとカイオウが同時に襲来する事態なのです。エリックは日本ツアー中でしたが、ほとんどは地元ビッグバンドとの共演。バンド編成で彼のオリジナルばかり演奏するライブは今回くらいです。

さて、そんな2人がそれぞれ1日ずつメインを努めるということで、曲目が2日とも変わります。
その総数26曲。ある日、音源と譜面が大量に届くのです。譜面があるとは言え、大まかなチャート譜のみ。キーボードのフレーズや音色などは書いておらず、自力で採譜しなければなりません。
曲によって音色も様々なので、逐一エディットしなければなりません。膨大な時間がかかります。正直、他のパートより手間がかかります。他の人にはなかなか分かってもらえない苦労です。
そのライブの準備だけに集中できればいいのですが、学校があり、他のライブもあり、リハもあり。準備の時間が取れず、ライブ数日前になって追い込まれる事になります。

そこで元運送屋のスキル、早起き
連日朝6時に起きて準備。当日は3時就寝の5時起床で、何とか間に合わせました。
フラフラですが午前中は仕事。学校での90分授業を2コマ。その後、昼飯も食べずに移動。到着するやいなや鬼の当日リハーサル。過酷です。ライブは基本的にCDを忠実に再現するコンセプト。忠実に再現するのは結局キーボードの仕事。プレッシャー!

そんなこんなで、ライブに至るまでの苦労ばかり切々と書いてしまいました。
が、ライブが始まってしまえば、そんなモノは吹っ飛びます。ラオウ、カイオウ。どちらも世界トップクラスの音を奏でます。僕ももちろん、全力で楽しまなければ損なので遠慮なく全力で演奏。エリックと僕のソロバトルや、連続16小節にわたる激ムズなユニゾンも。

ちなみにこの激ムズユニゾン曲、譜面がなかったのです。譜面無しでこの曲を弾けだなんて無茶な話ですが、まぁ弾くしかないです。iPhoneで曲の再生速度を50%にして、何度も聞いて取りました。
それが、直前になり「この曲はややこしいからボツにしようか」という話になったのです。
僕は思わず拙い英語で言いました。
「I want Play this song! I have no chart. I listen&wrote&practice!!」
意味があってるのか判りませんが通じたようで、意地でセットリストに入れてもらったのでした。なんか、だんだんコミュニケーション力がついてきてます。話している事も少しは分かってきます。慣れとは恐ろしいですね。

さてライブの途中で、エリックが吹いたフレーズを僕がスキャットでなぞるという謎のコーナーで笑いもあったり。途方もない苦労とプレッシャーも過去のもの。終わってみれば楽しい2日間でした。
ケンに「マナブ、君はとても耳が良いね」と誉められたのも自信になりました。

さて、打ち上げはしゃぶしゃぶです。
エリックはしゃぶしゃぶが大好きで、リハーサル中から「Let's Shabu-Shabu!!」と叫んでました。

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世界広しといえども、ケンやエリックと共演した上、しゃぶしゃぶを共にしたキーボーディストは僕くらいでしょう。僕のプロフィールに「主なしゃぶしゃぶ共演歴:エリック・マリエ●サル、ケン・ナバ■、ボブ・ジェー●ス」と追加される日も近い。
posted by マナヴ at 18:03| 大阪 ☔| Comment(2) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

世界の!!

思えば10年前。
DQNの集う、地元のブラック運送会社を辞めて、次の職探しまでのバイト感覚で音楽の仕事に片足を突っ込んだ頃。こんな事になるとは、夢にも思っていませんでした。

メジャーで活動するアーチストのサポートで演奏したり、大物海外ミュージシャンと共演する事になるとは…。
アレンジやレコーディングで参加した愛●里菜さん然り。去年の年末に共演した織●哲郎さん然り。メジャーデビュー前からサポートしているバンド、シカゴ●プードル然り。そして去年辺りから、縁あって海外の大物ミュージシャンとも共演しています。

つい先日共演させていただいたのは、ボブ・ジェー●スさん!一般人でも知っている、S級の有名ピアニスト/キーボーディストです。このお方が、何故か日本の、大阪の、そして僕の家から程近い東大阪でライブをする事になりました。鍵盤奏者同士ですが、僕はシンセ系の音色を担当するという事でバックメンバーに呼ばれました。

曲数は約20曲。リハーサルは当日のみ。譜面がない曲も数曲。譜面があってもサイズやコードが違う物多数。シンセのフレーズを採譜し、音色をエディットしなければならない。過酷です。
そして、ボブ氏のライブの2日前には、大箱のメジャー系ライブもあり、こちらも大役。こちらの方も準備、連日リハーサル。40曲を抱えて正直、追い込まれました。

されど、与えられた任務をこなすのみ!
ギリギリの状態で何とか準備を終え、本番当日に臨みました。実際にお会いしたボ●・ジェームス氏は、とても紳士的なナイスガイ。もう73歳です。おじい…いや大御所も大御所です。同じ鍵盤奏者の末席にいる人間からしたら、もう雲の上の仙人です。

そんな同じステージに上がり、リハーサル。
彼のピアノの音。まさに「音を紡ぐ」という表現がぴったり。リリカルかつ情熱的。かつシンプル!そしてその説得力。まさに世界レベルの音です。圧倒的な音のオーラですが、人間的には温厚で、リハーサルもピリピリせず進みます。

彼自身が数十年ぶりに演奏する曲で、うろ覚えかつ譜面がない曲などは、僕の採譜した譜面を見て演奏されました。しかも、コードの書き間違いを彼自身が訂正して書き直すという、カオスな譜面に!
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そんなこんなで迎えた本番。
それまでの重圧はどこへやら、ボブ氏の導かれるがままに気持ち良く演奏します。途中、僕にもアドリブソロが回って来ます。ピアノやエレピは彼が弾いているので使えない。オルガンを弾くような曲でもない。という事でシンセリードでソロを取りました。ボブが僕のバッキングに回る。なんて豪華なバッキングなんだー!!

しかし、彼の弾く音、1音も無駄な音がありません。1曲の中で幾百と弾く音、その1つ1つに意味を感じます。いやー、ほんと感動した!バラードで僕が弾くオカリナのフレーズに、ボブが伴奏を弾いた時は、弾きながら半泣きでした。

そんなこんなでライブを終え、次は打ち上げです。肉です。しゃぶしゃぶです。
ボブ・●ェームスと鍋をつつく事なんて、まぁ普通は無い事でしょう。
ここでは、また彼の違った一面を見る事ができました。
大の親日家で、自宅の庭が日本庭園になっている写真を見せてもらったり。
孫の動画を見せびらかす孫煩悩の好々爺だったり。

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何せ、楽しかった。苦労もしたけど、いい経験になりました。
ちなみに、来月も大物海外ミュージシャンとの共演があります。
先ほど、大量の曲が送られて来ました。
また追い込まれて顔にアトピー出たり不眠になったり口内炎が3つできたりするかも知れませんが、頑張りますとも!

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2012年02月02日

自宅復興計画(腐海を清浄の地へ)

しまった、1月更新ナシになってしまった。

さて突然ですが、僕は1人暮らしです。
借家住まいですが、今住んでいる家は平屋とは言え庭付き一戸建て
1人には有り余る広さです。

ただ、大きな問題がありました。
それは、家がナウシカでいう所の腐海に飲まれている事。
簡単に言えばゴミ屋敷一歩寸前
ネズミが我が物顔で徘徊する。
コウガイビルという謎の生物も出る。
ダニが異常発生。
王蟲やウシアブ…も出そうな程。

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出ました。

まず、僕が住んでいるのは、昔祖父母が住んでいた家。
推定・築約70年
戦争世代のお年寄りにありがちな「物を捨てられない人」だった祖父母。
とにかく物だらけ。物、物、物。
老夫婦2人なのに、花瓶が20個、洗面器が15個、食器は30人分、ハンガーは数百本、スーツやドレス、衣服が数百着!という有様。
そして、片付けるのが苦手な上に忙しくて掃除を数年間さぼっていた僕。

気づけば、ムシゴヤシが午後の胞子を飛ばしているような家になっていました。
そりゃ、健康も害するよ!ってみんなに突っ込まれております。

そんな状態でしたが、昨年末の事。
大晦日の仕事が不景気のあおりでキャンセル。1日ヒマに。
「そういや、世間では年末って大掃除やるらしいな。ウチもやってみるか」
と思い立ったのが全ての始まりでした。

当初は軽い気持ちで、まずちらかっている雑誌や楽譜、CD、空き缶…を片付ける事から始めました。
が、気がついたら「腐海浄化、自宅復興」を旗印に、終わらない戦いが始まっていました。
年末のみならず正月、そして1月の仕事の合間合間に作業、作業。

◆トイレ
長年の汚れの上、タンクが壊れて水が流れない(水道ホースで流していました)
ホームセンターで部品を買い、タンクを修理。ク●シアンなら18000円。自分でやれば3000円です。
ついでに床も張り替えたれ!というワケで、

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アフターになりました。

◆生垣
古い家によくある「カイヅカイブキ」という生垣。
これは植えるのは安くて昔は普及した品種。でもすぐボーボーに伸びるうえに手入れが大変。
植木屋さんを呼ぶのにも5万円以上かかる。
で、1年以上放置していて腐海化。
いつも頼んでいた植木屋さんが引退したのもあり、金が無いこともあり、自分で剪定。


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ビフォーからの


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アフター。初めてにしては上出来かと自画自賛。


◆作業部屋
ところで、僕は実を言うとミュージシャンだったりもするのですが。
一応楽器やPCを置いている作業部屋というモノもあります。
そこも腐海にしずみ、床が半分以上埋もれていました。
で、瓦礫を撤去して床が姿を現すと、プリンタのインクがこぼれていたり、キズだらけだし陥没していたりで、ボロボロ。

床ごと張替えたれ!となって

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ビフォーからの

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アフターになりました。ちょっとミュージシャンの部屋っぽくなりました
練習やモノづくりのモチベーションがあがる!といいな。

◆居間
居間は純和風。
ここも腐海に沈んでいましたが、浄化。
床の間や欄間で、なかなか癒される空間になってきました。

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しかし特筆すべきはゴミの量
まず、自分で捨てられないややこしいゴミは業者に。
1.5tトラックの半分まで何を積んでも15000円。
それ以外は自分の車、ノアの後部座席とトランクルームに満載で市の焼却施設へ。
1回捨てたら1500〜2000円前後。
ノアに満載で5回捨てに行きました。
恐ろしい量です。そして、処分費用だけで30000円近く必要です。
家にはまだまだ処分しなきゃならないモノがたくさん。あとノア5台分はあるでしょう。

僕は、やろうと決めたらとことんやってしまう性分です。
なので、あまり簡単やろうと決めないように しています。

でも、自宅復興はやろうと決めてしまった!!
なので、まだまだ続きます。春ごろ完成をめどに。
庭もキレイにして、縁側に座ってくつろげるようにする予定。
そうなったら、皆さんくつろぎにいらしてくださいね。
(入場料は、人によって異なります)
posted by マナヴ at 11:35| 大阪 ☀| Comment(3) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月30日

不運の年?No!!

早いもので今年も残すところ20数時間。
思えば、少々波乱含みの年でした。

初夏にはダニが異常発生。過去にもたまにはダニに噛まれたりもしたけど、今年は異常。全身噛まれて腫れ、膿み、ノイローゼ気味に。
夏を過ぎては急性肝炎γGTPが1000を超え、5日間に渡り39度の高熱(平熱35.5度です)。割れるような頭痛。医者には入院と言われましたが、どうしても仕事に穴をあけられず、入院せずに這うように仕事へ。
熱が下がり、症状が落ち着いた頃、急性肝炎が呼び込んだかのように、気管支炎を発症。咳が止まらない。夜も寝られない。耳鼻咽喉科で大量の薬を投入され、なんとか回復。
秋には持病の不眠症が再発。ある日の晩、急に全く眠れなくなります。その状態がしばらく続き、日中も頭が働かず。そのせいで仕事で大きなミス。まさか寝不足のせいにもできず。眠れる薬を処方してもらう。
12月に入った頃。学校の昼休みを終えた3限目。急に声が出なくなってきて、授業が終わる頃にはしゃべれない状態に。
2日間はほぼ全く声が出ず。その後もずっと話しにくい状態。抗生物質を飲むが、なかなか直らず。1か月経った今、普通には話せるが、歌ったりするとガラガラ。

車に乗っては、渋滞で停止中にバイクが追突してくる。こちらの過失ゼロ。
そして最近。普通に走っていたら、無茶な横断してきた歩行者が、渋滞中の反対車線から飛び出してきて体当たりされ、人身事故。横断禁止の標識もあり、常識的には相手が絶対に悪いけど、日本の法律ではこっちが悪くなります。相手は骨折で入院。まだ未定だが免停の可能性もあり。車のボンネットは凹む。僕の心も凹む。

Twitterやブログなどでこういった出来事をギャグにして書いていると、周囲の人に「厄年なん?」「運悪すぎやん!」「お祓い行ったら?」などと言われました。
確かにこう書くと、ものすごく不幸な人に見えます。
しかし、よく考えてみたら、自分がいかに恵まれているかが分かります。

まず日本に生まれた。世界でもトップクラスの豊かな国です。他の国のように紛争もなく、餓えもせず。病気になれば医者に行ける。景気が悪いとはいえ仕事もある。
年収400万円あれば、世界の中の1%の富裕層に入るそうですね。それってどれだけ恵まれている環境なんでしょう。
そしてその日本にあっても、東北の人は今大変な思いをしています。関西はほとんど被害なし。ありがたい話です。

さらに、普通の人なら趣味にしている音楽を仕事にさせてもらっている!
TVゲームが趣味な人、釣りが趣味な人。それを仕事にできる可能性、少ないと思います。僕にとって、それは音楽(日本史と言いたいけど)。
あぁありがたや。感謝こそすれ、不運、不幸などと思った事はございません!

と、別に強がりや負け惜しみではなく、本当にそう思っています。
自己啓発セミナーに行った訳でもありません!
今年お世話になった全ての人に感謝しています。

ありがとうございました。

来年もきっと、色んな方にお世話になると思います。
先に感謝しておきます。

ありがとうございます。

来年もよろしくお願いいたします。
posted by マナヴ at 22:07| 大阪 ☀| Comment(7) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月21日

貴重な共演、色々

12月は、いくつもの貴重なライブを経験しました。

まずは、スムースジャズ界の大物ギタリスト、ken navarro氏
作品がグラミー賞にノミネートされた事もある、モノホンの方です。
ギターの音色、フレーズの美しさはもちろん、楽曲に対するこだわり、演奏に対する姿勢。
さすがはモノホンの方です。

僕も、シンセの音色を作りフレーズも採って、なるべく彼のイメージを再現しようとしました。
それでもリハでは色々と注文が出ました。それもできるかぎり応えようとしました。
結果、本番では素晴らしいライブになったと思います。
楽屋や打ち上げでの彼の温厚で優しい人格にも心打たれました。
バンドも気に入っていただけたらしく、同じメンバーでの再演も決定!
次回は、またコレ大物な某海外プレイヤーも参加する2トップライブです!!
それまで、練習練習…英語の。

そして、J-POPバンド、シカゴプードルのワンマンライブ in 堂島リバーフォーラム。
このバンドはメジャーシーンで大活躍しているバンドで、僕はメジャーデビュー前からサポート参加しています。当初は300人規模のライブハウス。それが300人x2Daysになり、800人規模になり、1000人になり…。
今回は1200人規模のライブです。素晴らしいです。

この規模になると、映像、照明、特効など豪華に、そして綿密になります。
数十時間に及ぶリハーサル。最初は1曲ずつあたっていく。曲のつなぎ目の確認。そして、20曲以上を何度も全曲通し。
舞台監督さん、照明、PA、録音。スタッフもリハーサルに付き合い、タイミングや演出の確認。
たった1日、2時間半のライブのために、とてつもない時間と労力が費やされます。
メンバーの、ライブにかける意気込み、前向きな姿勢、素晴らしいと思います。

準備の甲斐あり、本番は大成功!
メンバーやお客さんと一体になり、感動的なライブになりました。
僕も年間200本ほどのライブをしていますが、規模は違えど1つ1つをこの心持ちで臨みたいと思います。

そして、僕の尊敬する織田哲郎さんとの共演。
これは、僕がサポートさせてもらっているビッグクワイア「human note」さんのイベントだったのですが、何とゲストが織田哲郎さん!そして織田さんのコーナーのバックバンドもする事に!
織田さんは、80年代後半〜90年代前半の、僕にとってのJ-POP黄金期の立役者です。
今も残るあの名曲、この名曲。数々を書いた方です。
中でも「世界中の誰よりきっと」という曲。この曲を高校生のときに聴いて、当時からオリジナルを作っていた僕は
「この曲を書いた人はすごい!自分もこんな曲を作りたい!」と思ったのを鮮明に覚えています。

そんな織田さんとの共演のリハーサル。
アリナミンのCMソングにもなった「あなたのうた」という曲の時に織田さんが「誰か、バンドさんでこの曲ハモってくれる人いない?」と聞かれました。実は喉を痛めていて声が出なかったのですが、他のメンバーの挙手がなかった事もあり、僕が挙手。
普段の声が出ないながらも、織田さんにコーラスをつけるという暴挙いや特権!。
また、曲によってはキーボードとデュオをしたりも。
感動です。不躾ながら、買ったばかりのnewシンセにサインをしてもらい、2ショット写真も撮っていただきました。ミーハー丸出しです。
human noteリーダー寺尾仁志さんとクワイアの素晴らしい歌声も堪能し、思い出に残るイベントとなりました。

そんなこんなで、普段得がたい貴重なライブを色々とさせていただいております。
もともと大した実力がある訳でもなく、分不相応な事甚だしいのは重々承知しております。
微力とは言え、1つ1つをキッチリ誠意を持って演奏していきたいと思います。
今年もまだライブはたくさん残っています。
来年のライブも続々決まっています。
大物とのライブもあります。
頑張ります!

英語を。

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posted by マナヴ at 12:50| 大阪 ☁| Comment(0) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月24日

レアなライブ色々ありま

ライブ情報を更新しました。
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この先スペシャルなライブが目白押しです!
もちろん、演奏する全てのライブがスペシャルですが、中でもレアなライブを挙げますと…。

◆11/27 三木ひろしディナーショー in 江坂東急ホテル
五木ひろしさんのモノマネタレントさんです。演歌です。レア!
ピアノの石●武司さんとのツインキーボード!という意味でも、レア!

◆12/10 Ken Navarro 初来日ライブ in Green Note
アメリカのスムースジャズの創始者。グラミー賞にも作品がノミネート。
そんなギタリスト、ケン・ナバロさんと共演です。レア!

◆12/17 シカゴプードル ワンマンライブ in 堂島リバーフォーラム
メジャーデビュー前からサポートさせていただき、ついに堂島リバーフォーラム!
1200人ほどのお客様と一緒にシカプーを応援します。レア!

◆12/18 ヒューマンノートfeat.織田哲郎 in 万葉ホール
寺尾仁志さん率いるクワイア、ヒューマンノート。ゲストはなんと織田哲郎さん。
J-POP黄金期の立役者。あの名曲を、本人と一緒にやれるなんて。レア!

その他にも、普段から共演している素晴らしいメンバーと、色々と演奏させていただいていますが、近々のリーダーライブも便乗でお知らせします。

◆12/2 NAKURA FUNK!! in 谷町グラバー邸
グラバー邸がファンク一色に染まります!歌って踊れます。
nord stage2を中心にオルガン、エレピ、クラビ、アナログシンセなどを駆使したファンク。
Sax中西悦子、Bass堀内正隆、Dr渡邉愛子。と、メンバーもこれまたレア!

と、思い出したかのようにミュージシャンっぽい更新になり、申しわけございません。
また、次回はネズミとの戦いのその後など、近況を書かせていただきます!
posted by マナヴ at 11:47| 大阪 ☀| Comment(4) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月26日

時候の御挨拶


拝啓

秋も深まってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕は特に変わりもなく、平々凡々と暮らしております。

先般の急性肝炎、そして気管支炎はほぼ完治。血小板の減少についてはうやむやな決着で、とりあえずは支障ないので、また春先にでも検査です。最近は食生活が多少改善化された甲斐あってか、体調そのものは良い感じです。

先日、台所にネズミが出ました。
台所を閉め切り、逃げ場をなくした上で追い詰め、罠に追い込んで捕獲しました。
去年のネズミ軍団は壊滅させましたが、新たなる軍団の息吹を感じる今日この頃です。

先日、風呂場にコウガイビルが出ました。コウガイビルについては、ぜひ皆さん自己責任での画像検索をお勧めいたします。
去年出たのはノーマルな黄色っぽいコウガイビルですが、今年は真っ黒なクロコウガイビル
黒光りして、なかなかの長さでした。こちらも裸一貫。向こうも裸一貫。一対一で向き合いました。
熱湯をかけて、流れていってもらいました。

先日、車に乗っていたら単車に追突されました。
大雨の日で薄暗くなったころだったので、視界が悪かったのでしょう。
幸い相手にも大きな怪我はなかったのですが、車のエアロパーツが割れ、バンパーもグラグラに。
相手の若い男性は「大事なお車を傷モノにしてしまい、申し訳ありません」と、超低姿勢かつ半泣き。良いヤツだと確信したので、ヤカラな事は一切せず「いいよ、気にしてないから!」とニコニコ。
もちろん、相手の保険で直るので問題ありません。むしろ、バンパーとエアロが新品になるので、良しとしました。

先日、大急ぎでバイクに乗っていたら、覆面パトカーを追い越してしまいました。すぐさまサイレンが鳴り、路肩に停めさせられました。
ヒマだったら色々ゴネまくって、僕を停めたケイサツに面倒な思いをしてもらうのですが、その時はケツカッチン。逆にケイサツに主導権をにぎらさず、いかに短い時間で反則切符を切らせるかに挑戦いたしました。

バイクから降りた瞬間、こっちから小走りでパトカーに近づきつつ、すでに免許証を取り出す。相手が話すのをさえぎり、自分から免許証を渡す。自分でドアを開けパトカーの後部座席に乗り込む。ケイサツの台本はもう覚えているので、相手が言う予定の事を先に言う。
あとは、ケイサツが反則切符に書き込んでいるときに「早く書いて!早く!早く!遅いでー!!」とせかしまくる。
さすがに相手もキレてましたが、史上最短で切符切られるのに成功しました。
仕事に行く最中だったので、その日はほぼタダ働きでした。実にいい労働でした。

そんなこんなで、いつもと変わりない日々を過ごしております。
これから寒くなってまいりますので、みなさま風邪などひかれませんように。

敬具


posted by マナヴ at 12:01| 大阪 ☀| Comment(5) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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