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2012年09月25日

ニューヨーク旅行記 序章

さて、長らく放置の当ブログですが、最近海外旅行に行ってきましたので、忘備録がてら更新させていただきます。

行ってきましたのはNY。NYゆーても西淀川ではございません。ニューヨークです。
若かりしころ「俺は一生日本を出ない」と宣言していた僕の、人生2度目の海外。

ここ最近、ジャズやファンクを志す若い関西のミュージシャンが、皆さんNYへ旅行やステイに行かれています。やはり本場。刺激を受けたり勉強したりという場なのでしょう。かくいう僕はそんなに興味もなかったのですが、友人ミュージシャンのK氏とI氏が「秋あたりNYに行こうかな?」と雑談しているところに出くわし、
秋のテスト休み週間があるので「じゃー、僕も一緒に連れてって!」と軽い気持ちで乗っかったのが事の発端。

演奏の仕事は2,3ヶ月前に入るので、1週間空けるとなると、その期間のオファーはすべて断らねば空けられません。固い意志で「どんな仕事が来ても断る!」と決意。そんな期間に限って、むっちゃオイシイ話や貴重なライブの話が。泣きながら断ります。
そんな中、主催者とも言えるK氏から衝撃の言葉が!「僕、NY行きませーん!」えー!?
残されたI君と僕。海外経験が皆無に近く、英語もまったくダメ。
しかし、後には引けない!あんなにたくさんオファー断ったんだもん!1週間家にいる事になってしまうもん!

そして、そこまでNYに思い入れもなかった僕でしたが、航空券の手配から宿の手配までする事に。
あっという間に出発の日が来て、僕と、ギタリストI君のNY5泊7日の旅が始まるのでした。

ボチボチとUPしていきますので、お暇な方はお付き合いください。
なお、写真はfacebookのアルバムにたくさん上げております。そちらも合わせてご覧ください。
フレンド申請もお気軽に!
posted by マナヴ at 12:05| 大阪 ☀| Comment(0) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月07日

半世紀の時を超えた再会

ある日、Facebookで一件の友達申請が。見慣れぬ名前。
僕は、お客様など僕を一方的に知ってくれている方の申請も全てOKしていて、今回もそういう人からかと思い、承認ボタンを押そうとしました。しかし、その名前が、僕の脳裏に引っかかったんです。あれ?この名前は…。
よくよく見てみると、地元の八尾出身。あ、あのK君や!そう、小学校の同級生からの申請でした。

小学校から中1まではよく遊んだものの、クラスが離れ、当時1学年12クラス500人のマンモス中学だったので、いつしかバラバラに。もう25年くらい離ればなれだった事になります。
25年後の彼は、IT関連の会社を興し、社長になっていました。小学校の頃に一緒に遊んで、アホな事をした記憶しかないのに!〇〇小学校のグラウンドで2人並んで立ち○ョンしてたのに!

そしてK君を通じて、もう1人の同級生、F君からも友達申請が!
こちらの彼は、某企業の研究開発部で主任をしている、言わば科学者になっていました。
2人とも家庭をもうけ、F君に至っては双子を含む3児の父に。
いやはや、みんな立派になってる!「いつか機会があったら会おう!」というメッセージは交換したのですが、なかなか会う機会ないやろな…と思いきや。

その数日後。
僕がライブをしている北新地のバーに、2人揃って遊びに来てくれました。
半世紀ぶりに再会です。変わっていると言えば変わっているけど、変わってないと言えば変わってない!
姿を見た瞬間、目頭が熱くなりました。近況や思い出話に花が咲きます。

ちなみに小学校の頃、僕はファミコンじゃなくパソコン(MSX)を持っていました。
F君もMSXを持っており、K君だけは普通にファミコン野郎でした。
僕はそんなK君に「ファミコン?そんなんショボいで!パソコンの方がカッコええんやで!」と言っていました。
そんな彼が今やIT企業のCEO。片や僕はiPhoneのカバーがファミコンのコントローラーの柄になっているという…。

小学生当時からピアノをやっていた僕は、K君やF君が家に遊びに来た時によくピアノを弾いてました。
それもグラディウス悪魔城ドラキュラなどのゲームの音楽を今で言う耳コピをして弾いてたのです。
「まさか、家でグラディウス弾いてたナックンがミュージシャンになってるとはなー」と言われました。三つ子の魂百までですね。「途中からナックンはやさぐれていったイメージあるなぁ」とも言われました。確かに。いつの間にこんなやさぐれたんでしょう!?

ところで我々、団塊Jr世代。世間では「貧乏くじ世代」「不運の世代」と呼ばれています。
バブルの恩恵を受ける事無く、就職次期とバブル崩壊が重なり、仕事が無い。今のように誰でも大学に入れる時代ではなく、学歴も低い。しかし、みんなタフです。粘り強さ、しぶとさは負けません!
こんな世の中ですが、楽しみながらお互い頑張りましょう!

あ、皆さん、ホームページのご用命はTREVOへ!
見やすいデザインで低価格!やっぱTREVOっしょ!
宣伝しておきました!!
posted by マナヴ at 12:08| 大阪 ☔| Comment(0) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月02日

尾崎ネタのルーツ

最近Facebookもかなり普及しており、僕も600人近くの「友達」がいます。
そんなFacebookに最近、僕がマイク片手に熱唱(絶叫?)している写真がお客さんによってUpされました。え?なんで?
ジャズのお店にジャズのライブをしに行った時の事。予想外のアンコールで、ボーカルさんが譜面を探しに退場したので、少し間があいたのです。僕はMCで場をつなごうとマイクを手にしていました。と、その時に、ギタリスト氏がピアノに座り、尾崎豊の「15の夜」のイントロを弾き始めました。
歌うしかないじゃないですか!歌詞が無い!?全部覚えていますが、何か?
…と言う訳で1コーラス熱唱する羽目になったのです。それもMC付き。「今日ここに集まってくれたオマエらのために…」いや、ジャズクラブですけど!?

さて、ここで疑問。何故、尾崎なのか!?

僕の好きなアーチスト、それは尾崎豊。僕の尊敬するアーチスト、それは尾崎豊。目標とするアーチスト、それは尾崎豊。←鍵盤奏者ですが(汗)
そして、僕の尾崎豊の歌マネ、そのクオリティは半端無く高いです。自分で言うなと言うレベルを超えているので自分で言います!
高校時代から、もう20年以上ネタとしてやっていますから。物マネというか、もはや憑依とか降霊と言われますが。

高校は入りたての頃でしょうか、カラオケBOXというのが世に出始めました。当時はコンテナがルームになっていて、1曲ごとに100円入れるシステムでした。その頃からカラオケが好きで、仲間としょっちゅう行ってました。多い時は5日連続で行った記憶もあります。その次期に醸成されたのが尾崎歌マネです。

15歳の時に「15の夜」を聴きました。衝撃を受けました。抑圧、鬱憤、反発、いらだち。当時の自分の心の叫びを代弁してくれる、まさにそんな存在でした。
ギターを始めたのもこの頃。一番最初に練習したのは「15の夜」の弾き語りでした。
そんな尾崎豊が死んだのは高校3年生の時。当時朝刊をトイレで読むというオッサンな習慣があった僕はトイレで訃報を読み、驚愕しました。学校で「尾崎が死んでも、俺は一生尾崎を聴き続ける!」と宣言しました。それから20年。今でも尾崎を聴いています。
BOØWYやwink等を聴いていた10代。メタルにどっぷりの20代。ジャズを弾いている30代。常に、尾崎と共に歩んでいます。しょっちゅう聴く訳ではないですが、行き詰まりを感じた時に聴くと、色んな事がリセットされて高校時代のエキスが注入され、新鮮な気持ちで出直せるんです。

最近の若者は尾崎を聴いても共感できない、むしろダサく感じる」という記事を読んだ事があります。
若い時は親や先生に反抗してナンボ!それを経てこそ、大人になってから本当の感謝の気持ちが生まれるのに。そして、社会に打ちのめされ、負けて、自分の弱さに苦しみつつも、負け犬にはなりたくないともがく。そうやって強くなる。
…そういう姿は時代には合わないのかなぁ。

と真面目に書いてしまうほど、自分にとっては原点であり、とても大きな存在である尾崎。
でも物マネで歌う時は、ほぼネタ状態。主に後期の尾崎ライブのキャラをコピーしているので、かなりイってます。
それこそ尾崎を知らない子がみたら、完全に危ないオッサンです。ライブの余興で披露するにも、場所や客層をわきまえないと出入り禁止です。

先日、福岡は博多でライブをしたのですが、その時も余興で尾崎をやる羽目になりました。博多のお客さんに尾崎ファンがおられ、ご満悦しただけました。
最近は滅多にやってなかったのにFacebookで急激にポキュラー化した、このネタ。また、ほとぼりが冷めた頃にやらかすかも知れません!

あ、余談ですが、ウチの父親の名前が「豊」なので、N倉豊と呼ばれると、親父になってしまいます。
posted by マナヴ at 11:44| 大阪 ☁| Comment(0) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月15日

ラオウ&カイオウ vs アミバ

前回のブログから1ヶ月あまり。またも海外ミュージシャンとの共演ネタです。先日のボブジ■ームスは記憶に新しいところですが、またも黒船来襲です。

今回はSAXのエリック・マ●エンサル
チック・●リアのエレクトリックバンドのメンバーでもある、超絶プレイヤーです。
彼だけならまだしも。
去年来日したギタリストのケン・ナバ■がまたも来日公演を行うと。彼はグラミー賞にも作品がノミネートされる、スムースジャズの大御所。
その2人が、2日連続でそれぞれのリーダーライブを行うというのです。そうです、ラオウとカイオウが同時に襲来する事態なのです。エリックは日本ツアー中でしたが、ほとんどは地元ビッグバンドとの共演。バンド編成で彼のオリジナルばかり演奏するライブは今回くらいです。

さて、そんな2人がそれぞれ1日ずつメインを努めるということで、曲目が2日とも変わります。
その総数26曲。ある日、音源と譜面が大量に届くのです。譜面があるとは言え、大まかなチャート譜のみ。キーボードのフレーズや音色などは書いておらず、自力で採譜しなければなりません。
曲によって音色も様々なので、逐一エディットしなければなりません。膨大な時間がかかります。正直、他のパートより手間がかかります。他の人にはなかなか分かってもらえない苦労です。
そのライブの準備だけに集中できればいいのですが、学校があり、他のライブもあり、リハもあり。準備の時間が取れず、ライブ数日前になって追い込まれる事になります。

そこで元運送屋のスキル、早起き
連日朝6時に起きて準備。当日は3時就寝の5時起床で、何とか間に合わせました。
フラフラですが午前中は仕事。学校での90分授業を2コマ。その後、昼飯も食べずに移動。到着するやいなや鬼の当日リハーサル。過酷です。ライブは基本的にCDを忠実に再現するコンセプト。忠実に再現するのは結局キーボードの仕事。プレッシャー!

そんなこんなで、ライブに至るまでの苦労ばかり切々と書いてしまいました。
が、ライブが始まってしまえば、そんなモノは吹っ飛びます。ラオウ、カイオウ。どちらも世界トップクラスの音を奏でます。僕ももちろん、全力で楽しまなければ損なので遠慮なく全力で演奏。エリックと僕のソロバトルや、連続16小節にわたる激ムズなユニゾンも。

ちなみにこの激ムズユニゾン曲、譜面がなかったのです。譜面無しでこの曲を弾けだなんて無茶な話ですが、まぁ弾くしかないです。iPhoneで曲の再生速度を50%にして、何度も聞いて取りました。
それが、直前になり「この曲はややこしいからボツにしようか」という話になったのです。
僕は思わず拙い英語で言いました。
「I want Play this song! I have no chart. I listen&wrote&practice!!」
意味があってるのか判りませんが通じたようで、意地でセットリストに入れてもらったのでした。なんか、だんだんコミュニケーション力がついてきてます。話している事も少しは分かってきます。慣れとは恐ろしいですね。

さてライブの途中で、エリックが吹いたフレーズを僕がスキャットでなぞるという謎のコーナーで笑いもあったり。途方もない苦労とプレッシャーも過去のもの。終わってみれば楽しい2日間でした。
ケンに「マナブ、君はとても耳が良いね」と誉められたのも自信になりました。

さて、打ち上げはしゃぶしゃぶです。
エリックはしゃぶしゃぶが大好きで、リハーサル中から「Let's Shabu-Shabu!!」と叫んでました。

IMG_6014.jpg

世界広しといえども、ケンやエリックと共演した上、しゃぶしゃぶを共にしたキーボーディストは僕くらいでしょう。僕のプロフィールに「主なしゃぶしゃぶ共演歴:エリック・マリエ●サル、ケン・ナバ■、ボブ・ジェー●ス」と追加される日も近い。
posted by マナヴ at 18:03| 大阪 ☔| Comment(2) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

世界の!!

思えば10年前。
DQNの集う、地元のブラック運送会社を辞めて、次の職探しまでのバイト感覚で音楽の仕事に片足を突っ込んだ頃。こんな事になるとは、夢にも思っていませんでした。

メジャーで活動するアーチストのサポートで演奏したり、大物海外ミュージシャンと共演する事になるとは…。
アレンジやレコーディングで参加した愛●里菜さん然り。去年の年末に共演した織●哲郎さん然り。メジャーデビュー前からサポートしているバンド、シカゴ●プードル然り。そして去年辺りから、縁あって海外の大物ミュージシャンとも共演しています。

つい先日共演させていただいたのは、ボブ・ジェー●スさん!一般人でも知っている、S級の有名ピアニスト/キーボーディストです。このお方が、何故か日本の、大阪の、そして僕の家から程近い東大阪でライブをする事になりました。鍵盤奏者同士ですが、僕はシンセ系の音色を担当するという事でバックメンバーに呼ばれました。

曲数は約20曲。リハーサルは当日のみ。譜面がない曲も数曲。譜面があってもサイズやコードが違う物多数。シンセのフレーズを採譜し、音色をエディットしなければならない。過酷です。
そして、ボブ氏のライブの2日前には、大箱のメジャー系ライブもあり、こちらも大役。こちらの方も準備、連日リハーサル。40曲を抱えて正直、追い込まれました。

されど、与えられた任務をこなすのみ!
ギリギリの状態で何とか準備を終え、本番当日に臨みました。実際にお会いしたボ●・ジェームス氏は、とても紳士的なナイスガイ。もう73歳です。おじい…いや大御所も大御所です。同じ鍵盤奏者の末席にいる人間からしたら、もう雲の上の仙人です。

そんな同じステージに上がり、リハーサル。
彼のピアノの音。まさに「音を紡ぐ」という表現がぴったり。リリカルかつ情熱的。かつシンプル!そしてその説得力。まさに世界レベルの音です。圧倒的な音のオーラですが、人間的には温厚で、リハーサルもピリピリせず進みます。

彼自身が数十年ぶりに演奏する曲で、うろ覚えかつ譜面がない曲などは、僕の採譜した譜面を見て演奏されました。しかも、コードの書き間違いを彼自身が訂正して書き直すという、カオスな譜面に!
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そんなこんなで迎えた本番。
それまでの重圧はどこへやら、ボブ氏の導かれるがままに気持ち良く演奏します。途中、僕にもアドリブソロが回って来ます。ピアノやエレピは彼が弾いているので使えない。オルガンを弾くような曲でもない。という事でシンセリードでソロを取りました。ボブが僕のバッキングに回る。なんて豪華なバッキングなんだー!!

しかし、彼の弾く音、1音も無駄な音がありません。1曲の中で幾百と弾く音、その1つ1つに意味を感じます。いやー、ほんと感動した!バラードで僕が弾くオカリナのフレーズに、ボブが伴奏を弾いた時は、弾きながら半泣きでした。

そんなこんなでライブを終え、次は打ち上げです。肉です。しゃぶしゃぶです。
ボブ・●ェームスと鍋をつつく事なんて、まぁ普通は無い事でしょう。
ここでは、また彼の違った一面を見る事ができました。
大の親日家で、自宅の庭が日本庭園になっている写真を見せてもらったり。
孫の動画を見せびらかす孫煩悩の好々爺だったり。

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何せ、楽しかった。苦労もしたけど、いい経験になりました。
ちなみに、来月も大物海外ミュージシャンとの共演があります。
先ほど、大量の曲が送られて来ました。
また追い込まれて顔にアトピー出たり不眠になったり口内炎が3つできたりするかも知れませんが、頑張りますとも!

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posted by マナヴ at 21:33| 大阪 | Comment(2) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月02日

自宅復興計画(腐海を清浄の地へ)

しまった、1月更新ナシになってしまった。

さて突然ですが、僕は1人暮らしです。
借家住まいですが、今住んでいる家は平屋とは言え庭付き一戸建て
1人には有り余る広さです。

ただ、大きな問題がありました。
それは、家がナウシカでいう所の腐海に飲まれている事。
簡単に言えばゴミ屋敷一歩寸前
ネズミが我が物顔で徘徊する。
コウガイビルという謎の生物も出る。
ダニが異常発生。
王蟲やウシアブ…も出そうな程。

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出ました。

まず、僕が住んでいるのは、昔祖父母が住んでいた家。
推定・築約70年
戦争世代のお年寄りにありがちな「物を捨てられない人」だった祖父母。
とにかく物だらけ。物、物、物。
老夫婦2人なのに、花瓶が20個、洗面器が15個、食器は30人分、ハンガーは数百本、スーツやドレス、衣服が数百着!という有様。
そして、片付けるのが苦手な上に忙しくて掃除を数年間さぼっていた僕。

気づけば、ムシゴヤシが午後の胞子を飛ばしているような家になっていました。
そりゃ、健康も害するよ!ってみんなに突っ込まれております。

そんな状態でしたが、昨年末の事。
大晦日の仕事が不景気のあおりでキャンセル。1日ヒマに。
「そういや、世間では年末って大掃除やるらしいな。ウチもやってみるか」
と思い立ったのが全ての始まりでした。

当初は軽い気持ちで、まずちらかっている雑誌や楽譜、CD、空き缶…を片付ける事から始めました。
が、気がついたら「腐海浄化、自宅復興」を旗印に、終わらない戦いが始まっていました。
年末のみならず正月、そして1月の仕事の合間合間に作業、作業。

◆トイレ
長年の汚れの上、タンクが壊れて水が流れない(水道ホースで流していました)
ホームセンターで部品を買い、タンクを修理。ク●シアンなら18000円。自分でやれば3000円です。
ついでに床も張り替えたれ!というワケで、

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ビフォーからの


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アフターになりました。

◆生垣
古い家によくある「カイヅカイブキ」という生垣。
これは植えるのは安くて昔は普及した品種。でもすぐボーボーに伸びるうえに手入れが大変。
植木屋さんを呼ぶのにも5万円以上かかる。
で、1年以上放置していて腐海化。
いつも頼んでいた植木屋さんが引退したのもあり、金が無いこともあり、自分で剪定。


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ビフォーからの


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アフター。初めてにしては上出来かと自画自賛。


◆作業部屋
ところで、僕は実を言うとミュージシャンだったりもするのですが。
一応楽器やPCを置いている作業部屋というモノもあります。
そこも腐海にしずみ、床が半分以上埋もれていました。
で、瓦礫を撤去して床が姿を現すと、プリンタのインクがこぼれていたり、キズだらけだし陥没していたりで、ボロボロ。

床ごと張替えたれ!となって

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ビフォーからの

7.jpg
アフターになりました。ちょっとミュージシャンの部屋っぽくなりました
練習やモノづくりのモチベーションがあがる!といいな。

◆居間
居間は純和風。
ここも腐海に沈んでいましたが、浄化。
床の間や欄間で、なかなか癒される空間になってきました。

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しかし特筆すべきはゴミの量
まず、自分で捨てられないややこしいゴミは業者に。
1.5tトラックの半分まで何を積んでも15000円。
それ以外は自分の車、ノアの後部座席とトランクルームに満載で市の焼却施設へ。
1回捨てたら1500〜2000円前後。
ノアに満載で5回捨てに行きました。
恐ろしい量です。そして、処分費用だけで30000円近く必要です。
家にはまだまだ処分しなきゃならないモノがたくさん。あとノア5台分はあるでしょう。

僕は、やろうと決めたらとことんやってしまう性分です。
なので、あまり簡単やろうと決めないように しています。

でも、自宅復興はやろうと決めてしまった!!
なので、まだまだ続きます。春ごろ完成をめどに。
庭もキレイにして、縁側に座ってくつろげるようにする予定。
そうなったら、皆さんくつろぎにいらしてくださいね。
(入場料は、人によって異なります)
posted by マナヴ at 11:35| 大阪 ☀| Comment(3) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月30日

不運の年?No!!

早いもので今年も残すところ20数時間。
思えば、少々波乱含みの年でした。

初夏にはダニが異常発生。過去にもたまにはダニに噛まれたりもしたけど、今年は異常。全身噛まれて腫れ、膿み、ノイローゼ気味に。
夏を過ぎては急性肝炎γGTPが1000を超え、5日間に渡り39度の高熱(平熱35.5度です)。割れるような頭痛。医者には入院と言われましたが、どうしても仕事に穴をあけられず、入院せずに這うように仕事へ。
熱が下がり、症状が落ち着いた頃、急性肝炎が呼び込んだかのように、気管支炎を発症。咳が止まらない。夜も寝られない。耳鼻咽喉科で大量の薬を投入され、なんとか回復。
秋には持病の不眠症が再発。ある日の晩、急に全く眠れなくなります。その状態がしばらく続き、日中も頭が働かず。そのせいで仕事で大きなミス。まさか寝不足のせいにもできず。眠れる薬を処方してもらう。
12月に入った頃。学校の昼休みを終えた3限目。急に声が出なくなってきて、授業が終わる頃にはしゃべれない状態に。
2日間はほぼ全く声が出ず。その後もずっと話しにくい状態。抗生物質を飲むが、なかなか直らず。1か月経った今、普通には話せるが、歌ったりするとガラガラ。

車に乗っては、渋滞で停止中にバイクが追突してくる。こちらの過失ゼロ。
そして最近。普通に走っていたら、無茶な横断してきた歩行者が、渋滞中の反対車線から飛び出してきて体当たりされ、人身事故。横断禁止の標識もあり、常識的には相手が絶対に悪いけど、日本の法律ではこっちが悪くなります。相手は骨折で入院。まだ未定だが免停の可能性もあり。車のボンネットは凹む。僕の心も凹む。

Twitterやブログなどでこういった出来事をギャグにして書いていると、周囲の人に「厄年なん?」「運悪すぎやん!」「お祓い行ったら?」などと言われました。
確かにこう書くと、ものすごく不幸な人に見えます。
しかし、よく考えてみたら、自分がいかに恵まれているかが分かります。

まず日本に生まれた。世界でもトップクラスの豊かな国です。他の国のように紛争もなく、餓えもせず。病気になれば医者に行ける。景気が悪いとはいえ仕事もある。
年収400万円あれば、世界の中の1%の富裕層に入るそうですね。それってどれだけ恵まれている環境なんでしょう。
そしてその日本にあっても、東北の人は今大変な思いをしています。関西はほとんど被害なし。ありがたい話です。

さらに、普通の人なら趣味にしている音楽を仕事にさせてもらっている!
TVゲームが趣味な人、釣りが趣味な人。それを仕事にできる可能性、少ないと思います。僕にとって、それは音楽(日本史と言いたいけど)。
あぁありがたや。感謝こそすれ、不運、不幸などと思った事はございません!

と、別に強がりや負け惜しみではなく、本当にそう思っています。
自己啓発セミナーに行った訳でもありません!
今年お世話になった全ての人に感謝しています。

ありがとうございました。

来年もきっと、色んな方にお世話になると思います。
先に感謝しておきます。

ありがとうございます。

来年もよろしくお願いいたします。
posted by マナヴ at 22:07| 大阪 ☀| Comment(7) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月21日

貴重な共演、色々

12月は、いくつもの貴重なライブを経験しました。

まずは、スムースジャズ界の大物ギタリスト、ken navarro氏
作品がグラミー賞にノミネートされた事もある、モノホンの方です。
ギターの音色、フレーズの美しさはもちろん、楽曲に対するこだわり、演奏に対する姿勢。
さすがはモノホンの方です。

僕も、シンセの音色を作りフレーズも採って、なるべく彼のイメージを再現しようとしました。
それでもリハでは色々と注文が出ました。それもできるかぎり応えようとしました。
結果、本番では素晴らしいライブになったと思います。
楽屋や打ち上げでの彼の温厚で優しい人格にも心打たれました。
バンドも気に入っていただけたらしく、同じメンバーでの再演も決定!
次回は、またコレ大物な某海外プレイヤーも参加する2トップライブです!!
それまで、練習練習…英語の。

そして、J-POPバンド、シカゴプードルのワンマンライブ in 堂島リバーフォーラム。
このバンドはメジャーシーンで大活躍しているバンドで、僕はメジャーデビュー前からサポート参加しています。当初は300人規模のライブハウス。それが300人x2Daysになり、800人規模になり、1000人になり…。
今回は1200人規模のライブです。素晴らしいです。

この規模になると、映像、照明、特効など豪華に、そして綿密になります。
数十時間に及ぶリハーサル。最初は1曲ずつあたっていく。曲のつなぎ目の確認。そして、20曲以上を何度も全曲通し。
舞台監督さん、照明、PA、録音。スタッフもリハーサルに付き合い、タイミングや演出の確認。
たった1日、2時間半のライブのために、とてつもない時間と労力が費やされます。
メンバーの、ライブにかける意気込み、前向きな姿勢、素晴らしいと思います。

準備の甲斐あり、本番は大成功!
メンバーやお客さんと一体になり、感動的なライブになりました。
僕も年間200本ほどのライブをしていますが、規模は違えど1つ1つをこの心持ちで臨みたいと思います。

そして、僕の尊敬する織田哲郎さんとの共演。
これは、僕がサポートさせてもらっているビッグクワイア「human note」さんのイベントだったのですが、何とゲストが織田哲郎さん!そして織田さんのコーナーのバックバンドもする事に!
織田さんは、80年代後半〜90年代前半の、僕にとってのJ-POP黄金期の立役者です。
今も残るあの名曲、この名曲。数々を書いた方です。
中でも「世界中の誰よりきっと」という曲。この曲を高校生のときに聴いて、当時からオリジナルを作っていた僕は
「この曲を書いた人はすごい!自分もこんな曲を作りたい!」と思ったのを鮮明に覚えています。

そんな織田さんとの共演のリハーサル。
アリナミンのCMソングにもなった「あなたのうた」という曲の時に織田さんが「誰か、バンドさんでこの曲ハモってくれる人いない?」と聞かれました。実は喉を痛めていて声が出なかったのですが、他のメンバーの挙手がなかった事もあり、僕が挙手。
普段の声が出ないながらも、織田さんにコーラスをつけるという暴挙いや特権!。
また、曲によってはキーボードとデュオをしたりも。
感動です。不躾ながら、買ったばかりのnewシンセにサインをしてもらい、2ショット写真も撮っていただきました。ミーハー丸出しです。
human noteリーダー寺尾仁志さんとクワイアの素晴らしい歌声も堪能し、思い出に残るイベントとなりました。

そんなこんなで、普段得がたい貴重なライブを色々とさせていただいております。
もともと大した実力がある訳でもなく、分不相応な事甚だしいのは重々承知しております。
微力とは言え、1つ1つをキッチリ誠意を持って演奏していきたいと思います。
今年もまだライブはたくさん残っています。
来年のライブも続々決まっています。
大物とのライブもあります。
頑張ります!

英語を。

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posted by マナヴ at 12:50| 大阪 ☁| Comment(0) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月24日

レアなライブ色々ありま

ライブ情報を更新しました。
http://amba.to/w3V788 via Tweet Button

この先スペシャルなライブが目白押しです!
もちろん、演奏する全てのライブがスペシャルですが、中でもレアなライブを挙げますと…。

◆11/27 三木ひろしディナーショー in 江坂東急ホテル
五木ひろしさんのモノマネタレントさんです。演歌です。レア!
ピアノの石●武司さんとのツインキーボード!という意味でも、レア!

◆12/10 Ken Navarro 初来日ライブ in Green Note
アメリカのスムースジャズの創始者。グラミー賞にも作品がノミネート。
そんなギタリスト、ケン・ナバロさんと共演です。レア!

◆12/17 シカゴプードル ワンマンライブ in 堂島リバーフォーラム
メジャーデビュー前からサポートさせていただき、ついに堂島リバーフォーラム!
1200人ほどのお客様と一緒にシカプーを応援します。レア!

◆12/18 ヒューマンノートfeat.織田哲郎 in 万葉ホール
寺尾仁志さん率いるクワイア、ヒューマンノート。ゲストはなんと織田哲郎さん。
J-POP黄金期の立役者。あの名曲を、本人と一緒にやれるなんて。レア!

その他にも、普段から共演している素晴らしいメンバーと、色々と演奏させていただいていますが、近々のリーダーライブも便乗でお知らせします。

◆12/2 NAKURA FUNK!! in 谷町グラバー邸
グラバー邸がファンク一色に染まります!歌って踊れます。
nord stage2を中心にオルガン、エレピ、クラビ、アナログシンセなどを駆使したファンク。
Sax中西悦子、Bass堀内正隆、Dr渡邉愛子。と、メンバーもこれまたレア!

と、思い出したかのようにミュージシャンっぽい更新になり、申しわけございません。
また、次回はネズミとの戦いのその後など、近況を書かせていただきます!
posted by マナヴ at 11:47| 大阪 ☀| Comment(4) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月26日

時候の御挨拶


拝啓

秋も深まってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕は特に変わりもなく、平々凡々と暮らしております。

先般の急性肝炎、そして気管支炎はほぼ完治。血小板の減少についてはうやむやな決着で、とりあえずは支障ないので、また春先にでも検査です。最近は食生活が多少改善化された甲斐あってか、体調そのものは良い感じです。

先日、台所にネズミが出ました。
台所を閉め切り、逃げ場をなくした上で追い詰め、罠に追い込んで捕獲しました。
去年のネズミ軍団は壊滅させましたが、新たなる軍団の息吹を感じる今日この頃です。

先日、風呂場にコウガイビルが出ました。コウガイビルについては、ぜひ皆さん自己責任での画像検索をお勧めいたします。
去年出たのはノーマルな黄色っぽいコウガイビルですが、今年は真っ黒なクロコウガイビル
黒光りして、なかなかの長さでした。こちらも裸一貫。向こうも裸一貫。一対一で向き合いました。
熱湯をかけて、流れていってもらいました。

先日、車に乗っていたら単車に追突されました。
大雨の日で薄暗くなったころだったので、視界が悪かったのでしょう。
幸い相手にも大きな怪我はなかったのですが、車のエアロパーツが割れ、バンパーもグラグラに。
相手の若い男性は「大事なお車を傷モノにしてしまい、申し訳ありません」と、超低姿勢かつ半泣き。良いヤツだと確信したので、ヤカラな事は一切せず「いいよ、気にしてないから!」とニコニコ。
もちろん、相手の保険で直るので問題ありません。むしろ、バンパーとエアロが新品になるので、良しとしました。

先日、大急ぎでバイクに乗っていたら、覆面パトカーを追い越してしまいました。すぐさまサイレンが鳴り、路肩に停めさせられました。
ヒマだったら色々ゴネまくって、僕を停めたケイサツに面倒な思いをしてもらうのですが、その時はケツカッチン。逆にケイサツに主導権をにぎらさず、いかに短い時間で反則切符を切らせるかに挑戦いたしました。

バイクから降りた瞬間、こっちから小走りでパトカーに近づきつつ、すでに免許証を取り出す。相手が話すのをさえぎり、自分から免許証を渡す。自分でドアを開けパトカーの後部座席に乗り込む。ケイサツの台本はもう覚えているので、相手が言う予定の事を先に言う。
あとは、ケイサツが反則切符に書き込んでいるときに「早く書いて!早く!早く!遅いでー!!」とせかしまくる。
さすがに相手もキレてましたが、史上最短で切符切られるのに成功しました。
仕事に行く最中だったので、その日はほぼタダ働きでした。実にいい労働でした。

そんなこんなで、いつもと変わりない日々を過ごしております。
これから寒くなってまいりますので、みなさま風邪などひかれませんように。

敬具


posted by マナヴ at 12:01| 大阪 ☀| Comment(5) | マナブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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